おぼろげにみえてきた『月光条例』の死の条件
チケット販売員のおばちゃんが「ィ(小文字)」を抜いてしまったために相手に死の宣告をかけてしまった今日この頃。コウです。
あれだ、変な更新すると流れが途切れるんだ。
藤田漫画における死の原則はどうなる
http://ameblo.jp/daradaru/entry-10085001041.html
今週号でちょっとした答えが出ましたので続きです
すこしネタばれ注意
今週のサンデーで「月光条例」における死の取り扱いについて少し答えが出たようですのでまとめ。
「おとぎばなしの世界の住人は、それを破壊した狂った住人が元に戻れば死んでいても元に戻る」
「現実の住人も、それを破壊した狂った住人が元に戻れば死んでいても元に戻る(ほぼ確定)」
注;国会議事堂の中の人が死んだ描写はまったくありませんでしたが、さすがに死者がいなかったことは考えにくいのでこうしました。
結局のところ、第2話で告げたとおりの設定と相成りました。
上のエントリーでは1.
そういうわけで、藤田先生の漫画では珍しく(とかいったら血の気の多い人に聞こえそうw)死者の出ない、比較的平和な世界観のお話になりそうです。
バトル中心なのは変わりませんけど。
もちろん、物語後半になれば藤田節炸裂の血なまぐさいお話になると思いますが、今のところはドラゴンボール級の命綱がかかった話になるようです。ちょっと残念。
しかし、ここで新たな設定
「おとぎばなしの世界のものでないとおとぎばなしの世界の住人には攻撃できない」
というものが出てきました。
現在のところ、おとぎばなしの世界の武器は鉢かづき姫の変身した金棒と月光の顔面アタックしかないわけですが、それはどうでもいいです。
これは以前の「狂ったおとぎばなしの住人が元に戻らないと~」云々の設定と組み合わせると、少しだけ藤田先生の狙いが見えてきます。
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おとぎばなしの世界のものでないと攻撃できないというのは、逆に言えば
『おとぎばなしの世界のものであれば攻撃できる』
ということです。
さて、狂ったおとぎばなしの住人が元に戻る条件は何でしたっけ?
『執行人が正す』
です。
では、これらから導き出される「元に戻らなくなる条件」はなんでしょうか?
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これで、元に戻らなくなる条件がおぼろげにですが見えてきました。
「執行人以外がおとぎばなしの世界のもので倒す」
が妥当だと思います。
ほかにも「戻らなくなる条件(時間など)がある」とか「月光が死ぬ」とかいうのも考えられますが。
もしこれが正解だとしたら、なかなかやばい設定です。
なにせ、協力者が多いほど元に戻らなくなる可能性が高くなるんですから。
もし人間がおとぎばなしの世界のものから「対御伽噺兵器」みたいな物を作り出してしまったら、それだけでもう大変。
岩崎月光が来る前に倒されてしまい、おとぎばなしの世界も現実の世界も元に戻らなくなります。
それをやめさせようとしても、月光のひねくれた性格のせいで信じてもらえずor止められず。
と、なんとなく後半到来する鬱展開が見えたような。
しかしこうやっていろいろ考えている時点で、すでに藤田先生には負けてしまっているなあ。
もう虜です。
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いまさらながらこれ書いてよかったのだろうかと後悔中。まあいいや。
エンゲキブの名前が明かされないのも、そのあたりに関係するのでしょうか?なにかやらかしてしまいそうな雰囲気がすごいする。
金剛番町と若木先生の連載もしばらく追跡。
しかし、若木さんの連載のタイトルなんとかならんのか。
あれ打つの恥ずかしいんだが。
ワスレテルワケジャナイヨ
「カミノミソシルセカイ」ダヨネ