私の実家の父は今年で77才、いわゆる「喜寿」ってヤツです。

今でこそ家に落ち着いていますが、数年前までは「猛烈会社人間」でした。
私が子供の頃はほとんど家にいることが無く、家にいても電話1本で、会社に呼び出されて行ってしまうと言うこともザラ。顔に縦線

その最たるエピソードが・・・・・。

島根が台風に直撃されたことがありました。
停電で家は真っ暗!たまごっち
ゴーゴーと物凄い風で家の屋根がバリバリとはがれて行く中、鳴ったのは会社からの呼び出し電話。
「会社の機械が動かないから、だらちゃんパパにすぐ来て欲しい!」と。
電話に出た私は半分激怒しながら「うちの家も台風被害で大変なんです!父は行けません!」怒りと応対したのですが、結局屋根のはがれた我が家をそのままに、嵐の中父は会社に行ってしまいました。泣き3

当時はあきれるばかりでしたが、社会人となり母となった今は、父は本当に自分の仕事に誇りと責任を持って頑張っていたのだな・・ということが、理解できるようになりました。

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そんな仕事一筋だった父も数年前に会社を退職。それと同時に「前立腺癌」が発覚!ぎく
手術で癌を摘出後、一時は「再発の可能性も考えられます・・・。」とお医者さんから言われ不安に過ごす毎日だったのですが、無事健康に術後5年を迎えることが出来、去年は盛大(?)に家族で「喜寿の祝い」を行うことが出来ました。

「今の人生は、神様からもらった余分な人生」として自家菜園で野菜を育てたり、地域活動のお手伝いをしている父。

「今迄は私達家族のために仕事一筋だったお父さん、本当にありがとう!!いつまでも元気で、これからの人生はお父さんのために好きなように使ってね!!」と、思いながら口に出せない私です・・・・。


ハウスウェルネスフーズ株式会社

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