ウエディングカメラマンの裏話*-ゆり

花嫁のウエディングドレス姿。
花嫁にとってもお父様にとっても大切なものなのですよね。
女優の篠原涼子さんがお父様にウエディングドレス姿を披露されたそうです。
たくさんの笑顔、そしてたくさんの幸せが輝いていた一日だったことでしょうね。
この記事を見たときおもわず僕も笑顔になっていました。

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女優篠原涼子(37)と俳優市村正親(61)夫妻が14日、
篠原の故郷の群馬県内に双方の親族を招いて食事会を行った。
闘病中の篠原の父親(71)にウエディングドレス姿を見せるために2人が企画。
篠原は桂由美さんがデザインした特注のドレスを着用。父親は感激のあまり涙ぐんでいた。

チャペル付きの会場を借り切ったことから、
結婚式ではとの憶測もあったが「あくまで食事会です」と関係者。この日は大安だった。

食事会には市村の母親も埼玉県から駆け付け、孫である2歳の長男の愛らしさに笑顔が絶えなかった。2人は05年12月に結婚。挙式・披露宴は行っていなかった。

(スポニチ 電子版より)
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しかしながら今朝のニュースでの記事です。

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女優篠原涼子(37)の父、篠原勝雄さんが17日に群馬県の病院で死去していたことが分かった。
71歳。死因は明かされていないが腎臓などの疾患で入院していた。
関係者によれば、篠原は親族とともにみとることができた様子。
19日に葬儀・告別式が同県内の斎場で営まれ、2歳の長男とともに最後のお別れをした。
夫の俳優市村正親(61)は仕事で参列できなかった。
2歳のときに交通事故で母親を亡くした篠原を男手ひとつで育てたのが勝雄さん。
長く糖尿病を患い、2カ月ほど前から入院していた。
市村と5年前に結婚しながら挙式をしていなかった篠原は、
大安の14日に同県太田市で食事会を開き、勝雄さんにウエディングドレス姿を見せたばかり。
一時退院の許可をもらって出席した勝雄さんも涙で感激していた。
この食事会が篠原にとって最後の親孝行になってしまった。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/08/20/11.html

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ウエディングドレス姿を披露したお食事会から数日後の訃報。
でもお父様はとっても幸せな思いを胸に旅立って行かれたのかななんて思いました。

娘を一生守ってくれるご主人と出会えたこと。
愛らしいお孫さんに出会えたこと、遊べたこと。
皆様と楽しいお食事会が出来たこと。
そして小さい頃から男手一つで育ててきた娘のウエディングドレス姿を見られたこと。

そんな万感の思いを胸に旅立たれたのだと思います。

とても悲しい記事ではありますが、
お父様の微笑んだ笑顔が少し見えたような気がした記事でもありました。
娘のいる父にとっての最大の幸せは娘が幸せになることですものね。

これからは天国から娘さんを、そして家族を見守ってくれるはずです。
謹んでご冥福をお祈りいたします。