5歳の頃にお父様を亡くされた花嫁さんがいました。
それは突然の事故でした、大好きだった父親が突然いなくなるなんて、
小さい心にはさぞかしつらかったことでしょうね。
小学校の時など毎年学校で「父の日をお祝いしよう」と父の日の近くになると、
絵や手紙などをクラスのみんなは書いていたそうですが、
花嫁さんだけは、母の日も父の日もお母様にお手紙を書いていたり、
お母様の絵を描いていたそうです。
学校の先生からは「お父さんのことを思い出して描いてもいいんだよ」
と言われてはいたそうなのですが、
大好きなお父さんの笑顔は、
骨になってしまったお父様をみてから思い出せなくなってしまっていたのだそうです。
それ以来、父の日近くになるとお友達から「お父さんはどんな人?」
と聞かれたりするのが、苦痛で苦痛で仕方なかったそうです。
でも中学生の時、別の学年でやはりお父様がいない友達に出会うことが出来ました。
そのお友達は「今は父親がいなくても、父親がいたから僕たちがいるんじゃない、
それだけで十分じゃないかな」と言ったそうです。
それ以来、父の日は「天国のお父さんに感謝する日」になり、
お小遣いをためて買った花束をお仏壇に飾るのが毎年の父の日になったようです。
先日の父の日の結婚式、花嫁さんはお父様の絵を描かれました。
そしてお手紙を空に向かって読まれました。
窓の外をふと見ると、空から大粒の雨が。
雨雲もなく太陽が美しく輝いていたんですけどね。
きっとお父様はうれしくてうれしくて仕方がなかったのでしょう、
美しい感動の涙だったのでしょうね。
「これからもそれぞれの母親を大切にして新しい家族を大切にしていきます」
と言う新郎のあたたかい言葉の謝辞がありました。
その昔「今は父親がいなくても、父親がいたから僕たちがいるんじゃない、
それだけで十分じゃないかな」といった言葉の意味を改めて感じたそうです。
そうです、あのときのお友達が花嫁の横にいる新郎です。
家族への感謝、家族への大切さを改めて実感した結婚式でした。
天国のお父様たちも楽しく祝宴をされていたことでしょうね。
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