「新郎新婦仲良くウエディングケーキにご入刀です！」
という司会者さんの発声でケーキ入刀のシーンをパシャパシャ撮りながら、
「ケーキ入刀じゃなくて、入湯したらどうなるんだろ？」
とよく考えているdapandaです。
ある日の結婚式でのお話しです。
披露宴が開宴し、赤ちゃんの頃から今に至るまでの写真をスライドショーが始まりました。
このプロフィールスライドショー、
お二人のプロフィール紹介の代わりに導入される方も多く、
お二人を短時間で知っていただく良い演出になっているようです。
ちなみに今回のスライドショーは新郎が精魂込めて製作されたものなのだとか。
僕もそんなスライドショーを撮りながら、
お二人の歴史を楽しく感じながら見ていたところ、
何やらご友人のテーブルあたりで声が聞こえました。
( ´д)ｻﾞﾜ(´д｀)ｻﾞﾜ(д｀ )
そのザワザワを聞いて、なにやらメインテーブルの新郎新婦で話をしているようです。
会場が暗転しているのですが、遠くからでもその様子がわかります。
「恥ずかしい写真でもあったのかな？」
なんて考えているとスライドショーは終了し歓談の時間に。
実はそのプロフィールスライドショー、
新郎と同級生と新婦と元彼女と写った写真が使用されていました。
この写真しかなかったのかも知れませんが、
どちらにしろ新婦の前でその写真を使用するというのは…。
しかもその元彼女は、今回の結婚式に出席されていたわけですけどね。
ちなみに、そのスライドショーの女性が元彼女だと判明したのは、
その同級生のご友人のスピーチからでした。
まあ俗に言う「暴露」という感じです。
「てっきり○○さんとの結婚式だと思ったのですが、
招待状で○○さんだったのでビックリしました」
「日本が一夫多妻制であれば二人と結婚できたのに残念ですねヽ(´ー｀)ﾉ」
(((( ；ﾟДﾟ))))…そ、それは言っちゃって良いの？
そんなジョークだかウィットだかよくわからないようなスピーチ。
"クイズ・ドレミファドン! "の×のついたマスクをそのご友人につけたいぐらいでした。
新婦は心を痛めてメインテーブルで涙をしているかもと、
心配になって新婦を見てみるとそこには……。
ニコニコしている新婦の姿がありました(^-^)
"心労新婦"にならなくて何よりでした。
スピーチされた方も、新郎も新婦も元彼女も同級生で昔からの大の仲良しなのだとか。
どういった愛のカタチなのかがよくわかりませんが、
そういったことを踏まえた上でご結婚をされたようです。
ですので新婦は元彼女のこともよく知っていたし、結婚式にも招待したようです。
そんな新婦と元彼女さんは笑顔で歓談したりととても仲が良い様子は伝わってきました。
撮影リクエストでも「仲の良い友人とたくさん撮って下さい！」
というリクエストもありましたしね。
どうやらヒヤヒヤしたのは僕とご同僚の一部だけだったようです。
ご両親もノーリアクションな所を見るとその事をご存じだった様子でした。
世の中には色々な愛のカタチがあるようです。
まあきっと、新郎新婦お二人の愛に過去のことなどは、
小島よしおみたいに「でも、そんなの関係ねぇ！」と言うことなんでしょうね。
