断捨離大賞2014 受賞作2 「空気が違う」  | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

断捨離大賞2014 受賞作2 「空気が違う」 

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。





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断捨離大賞 受賞作2


「空気が違う」



現在、半身麻痺の夫との二人暮らしの我が家です。

断捨離とであったのは一年くらい前でしょうか。

言葉自体は知っていましたが、
本当の意味を知るのは、
本当に最近になってです。

メルマガを読むようになってから、衣類を整理し出し、
ほとんど弾くことことの無かったピアノを娘の所に持って行き、
夫のリハビリ用にと買った当初だけ使ったジョーバを人に譲り・・・

じわじわとそれなりにモノの整理をしていました。

それが一気に加速したのが、「思考の断捨離」のDVDを聞いてからです。

聞き終えた翌朝、早めに起きて、食糧庫の整理をして、一山廃棄。

さて・・・と冷蔵庫を開けると、これが予告無しで突然死していました。
冷凍庫内も完全解凍。

ライトは付いていたので、
いつから壊れていたかはわかりません。

10年以上使った冷蔵庫で、氷もできなくなっていましたが、
壊れない限り買いかえることはなかったので、
動くならあと5~6年はこのままだったと思います。

これが機会だったのでしょう。
否応なく保存品は全部廃棄となりました。

見直しには本当にベストタイミング。
入れ替えない限り、こういくこともないかと思う捨てっぷりです。

これを期に、ワンサイズ小さな冷蔵庫にしました。
次に食器棚を移動して、棚を二つ処分。
不要な食器と、使わなくて持っていた諸々を無くしました。

片方の壁の棚が無くなったため、
部屋が広く歩きやすくなりました。

夫のために、いろいろの身のまわりの品を、
そばに置いていましたが、
それは逆に「立たずにコロ付きの椅子で移動する」
という横着をさせていました。

広くなった後、一度後ろのワゴンに、
お茶セットなど置いてみましたが、即撤去。
せっかく広く歩きやすくなったのに違和感を感じました。

動いて欲しいのに、動かないで済ますようにするのは、
親切すぎて逆に不親切でした。

冬至、2~3日おきに娘が孫を連れてきていましたが、
来る度に変る部屋に、毎回「えっ?」と驚いていました。

「そんなに日を空けてなくて、これだけ違うのだから
相当捨てているでしょ」

納戸の中も、布団類を全部出して、
多くて二人の来客が泊まれるだけあればよいとして、
羽毛布団、シーツや毛布類もざっくり処分。

吹くも全部出して、結果、ダンスひとつ無くなりました。

モノが無くなり始めると、
それまで捨てられないと思っていた品が、

モノが無くなり始めると、
それまで捨てられないと思っていた品が
「存在することに違和感」を感じてきて、
実はこれも必要でなかったと分かってきます。

長く・・・「そのうちヤフオクで売ろう」と思っていた品を、
ばっさばっさと捨てられる快感は、
なんともいえないものがあります。

それでも、私にとって一番捨てられなかったものが本でした。

夫はかなりの散財家だったので、倹約して何でも手作りの私が、
唯一お金をかけていたのが本だったのですね。

数万円の品は捨てられても、1500円の本が捨てられないのです。
捨てるくらいならヤフオクか、アマゾンで売ってお金にする・・・
とずっと思っていました。

本だけで、30年分。
チリも積もればでかなりな量がありました。

結局、本は何回かに分けて、現在半分位を図書館に寄付。

売れば見ることができませんが、
図書館に寄贈すれば、見たい時に見ることができるかも・・・

まだ断捨離の途中ですが、
非常に快適な生活ができるようになりました。

下の娘が「物がなくなったから部屋で声が響く」
「すごく居心地が良くなったし、床に何もない 綺麗になった」
と毎回同じ感想ですが、感動しているのが分かります。

久々尋ねて来た上の娘は、

「玄関入ったところから、空気が違う」
「本は捨てられん・・って言っていたのに、変わったね」

としみじみと言っています。

断捨離を始めていろいろ変わりました。

・夫が、私が片づけを始めたころと時期を同じく、
リハビリに意欲的になったこと。

・娘が、私が片づけをしているのと、我が家に来てもきちんと、
片づけて帰るようになったこと。

・掃除が楽しくなったこと。

・流しや、食卓の上に最低限のものだけで不要なモノが何も無いこと。

・いつ人が来ても困らないし冷蔵庫も開けて見せることができること。

・自宅に帰るのが楽しみになったこと。

断捨離をして、幸せは数え上げるとキリが無いほどです。

トイレ掃除も、「お金に困らない」からする・・とか思わなくなり、
綺麗が好きだからと磨くようになりました。

今、じわじわと体重が減っているのが嬉しいです。
サプリメントを買わなくても痩せますね。

現在は職場の断捨離をしています。

私自身がこれほど片づけ好きとは思いませんでした。

これまではあるものを捨てずに分類整理・・・をしていましたが、
今は違います。

「不要なモノは無くても良い」と思えます。

自宅は、まだ完全ではありませんが、快適空間になったので、
以後はゆっくりと取捨していく予定です。

今、断捨離でごきげんに生きる・・・をしみじみ感じています。

ありがとうございました。


◇◇◇◇◇


そうですね、私たちは、部屋のモノが少なくなって片づけば、
気持ちまでもスッキリとすることは経験的に知っていますね。

けれど、その反対、
今の自分の気持ちのイライラは、モノが多すぎるせいだとは、
気づいているようでも、あまり気づかないもの。

モノを収めて片づけたつもりになってはいるけれど、
その収納家具でかえって部屋を狭くしていることにも、
なかなか気づかないもの。

溜め込んだ不要なモノを取り除き、断捨離してこそ、
「空気」の「色」まで違ってくる、呼吸空間が出来上がる。

断捨離とは、

「不健康空間」を「健康空間」へ
「窒息空間」を「呼吸空間」へ
「閉塞空間」を「開放空間」へ

入れ替えていくものなのです。

有難うございます。
あなたとの出逢いにいっぱいの愛を込めて。

やましたひでこ




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