ただそこにあるもの | 世田谷のマンガ喫茶「ダンサン」

ただそこにあるもの


みなさんいかがお過ごしでしょうか?

お盆休みをいただいて、久しぶりにバイトに復帰したスタッフの四井です。



今日は甲子園の決勝戦を見ていたのですが、9回表の攻防には涙無しでは見ることが出来ませんでした。



なによりもインタビューが良かったですね。



最近は夜になると、蒸し暑さでクーラーをつける機会が少なくなって、なんとなくですが秋の気配がゆっくりと近づいているのかなという気がします。



個人的には日に日に太陽が出ている時間が短くなるのが悲しいです。



今日はそんなセンチメンタルな季節にピッタリな漫画を紹介します。(強引ですが世間話から漫画紹介にもっていきます)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)/羽海野 チカ
¥510
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作者はハチクロでおなじみの羽海野チカさん。


裏表紙に「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です」と書かれているのですが、僕はその文章にいたく感銘を受けました。


この漫画からは強烈な人間臭さが放たれています。


人の優しさも暖かさも卑しいところも汚いところも・・・。


綺麗なところも醜いところも含めての愛おしさ。


読んでいてたまに うっ となる瞬間があったりして、一気に読める漫画ではありません。


余談ですが、2巻の終わりに、主人公の男の子が、空に向かってどす黒い気持ちを叫ぶシーンは圧巻です。


是非ご賞味あれ。