消費者をなんと心得るのか | 日々思ふこと(旧館)

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平成25年1月26日 http://kudo.jpn.com に新エントリーを移動しました。

「黒毛和牛」に交雑種混ぜる、叙々苑に改善指示

 黒毛和牛と表示して販売した牛肉に交雑種の牛肉を混ぜるなどしたとして、農林水産省は28日、焼き肉レストランを経営する「叙々苑」(東京都港区)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき不適正表示の改善や再発防止を指示した。

 同省によると、叙々苑は2004年11月から今月上旬にかけて、インターネットや店頭カタログで「うまさ極上黒毛和牛」と表示して売った焼き肉セット(2442セット)の計1540キロ・グラムの牛肉のうち、422キロ・グラムを交雑種など黒毛和牛以外にしたり、もも肉を「ロース」と表示したりした。

 叙々苑は「表示の認識や確認が不足していた。農水省の指示に従い、改善に取り組む」としている。

(2007年3月29日0時24分 読売新聞)


叙々苑は高級店として焼肉界に君臨する店で、先日も友人と焼肉の話をしている時に、数人の友人が叙々苑が一番うまいと名前を挙げるほどである。
(私は金竜山、スタミナ苑などいくつか名前があがる)

そういう消費者の信用を裏切る事件がこれだ。
生肉でタレもみしていなければ、気がつく人もおおいだろうが、混ぜ込んでタレにもみこみ、まして焼いてしまえばその味や部位に明らかな違いがない限り、わからない消費者がほとんどであるのは間違いないと思う。
だからといって交雑種を混ぜたり、別の部位をロースと偽って売っていいということではない。

叙々苑の焼肉だから信用して食べているという状況なのだ。
それを裏切るとはどういうことなのだろうか。
客商売としてあるまじき行為だと考える。