長崎銀行支店長を逮捕 ジャンパーなど窃盗容疑～一公認会計士の見方

銀座の公認会計士　海津（かいづ）です。

今回のテーマは「長崎銀行支店長を逮捕　ジャンパーなど窃盗容疑～一公認会計士の見方」です。

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産経ニュースによると

熊本県警八代署が１８日までに、ジャンパーなどを万引したとして窃盗容疑で、長崎銀行八代支店長、長浜勝英さん（５４）を現行犯逮捕したんだそうです。

で、長浜容疑者は「金を払うのが惜しかった」と容疑を認めているのですが、逮捕された時、１０万円近い現金を持っていたとのこと。

逮捕容疑は１６日午後１０時ごろ、八代市のショッピングセンターでジャンパーやシャツなど計７点（計２万５千円相当）を盗んだ疑いで、警備員が目撃し、彼を取り押さえたようですね。

で、このニュースに関して、公認会計士の私の感想というか、見方ですが・・・

記事を見た瞬間に、このようなことを思いました。

①銀行の支店長さんクラスで、2万5千円程度の支出をけちるのか？　なんか変。

②ショッピングセンターに行くのに10万円現金で持つか？　推定される収入の割に若干現金が多くない？

③で、10万円持っている状態で、2万5千円をけちるというのは、もっと異常。

④10万円は、何か他に支払先が決まっていたんじゃないの？

⑤銀行支店長というサラリーマンとしては高額な収入を持つ方の割に、犯行動機もいまいち納得できないし、犯行金額があまりにもしょぼすぎる。ひょっとして、何かでカネに困っている？

⑥ギャンブル、女、酒、理由はわからないが、なんだか匂うなあ・・・・。

⑦この感じだと、職場のカネに手をつけている可能性大。立場的にも容易であろうし、隠ぺい工作もしやすい立場ではないか？

⑧ちゃんと、調査したほうがいいんじゃない？　使い込んでいる気がしなくもない。

以上です。

情報が不足していますので、なんとも言えませんが

なんかね、ジャンパー盗んだだけじゃない気がするんですよね。

まあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦

とにかく、公認会計士である私は、このニュースをみて、こんなことを感じました。

これ、当たってたら、拍手もんですね。

・・・・・・で、外れてたら、ちょっと恥ずかしいですね（苦笑）

妄想系公認会計士に、改めますか？

ただ、私も長年この業界にいますので、従業員不正なん、何度も見てきています。

で、ちょっとしたところにね、実は、ヒントが隠されているものなんですよ？

急に服装が派手になってり、終電を気にしなくなったり、言葉づかいが変わったり、上司に対して反抗的な態度になったり・・・・・

経営者の皆様、気を付けてくださいね。

発見が遅れると、もう回収しきれないくらいの金額になっていることも珍しくありません。

返せっていってもね、無い袖は当然触れないわけですから、この場合、とりっぱぐれることもありますからね。

従業員の方に何か変化が見て取れたら、とりあえず、私なら疑います。

従業員不正、実は、結構そこらじゅうで起きていますからね。

ニュースにならないだけで・・・・・。

不正によるダメージを防止ないし、極力抑えるには

①そもそも不正が発生しないための業務の仕組みづくり

②従業員の変化を読み取ることによる、不正の早期発見

この2点が大事です。

当事務所は、不正調査、不正防止対策にも対応しております。

ちょっと不安になってきたという、経営者の皆様　是非、気軽にお問い合わせください！

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