連城訣4 | だーろん つれづれ日記

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中国の武侠・古装ドラマや映画の感想が多いです。

こんにちは、だーろんです。
絶賛鑑賞中の連城訣。

だーろん つれづれ日記-連城訣4
第4部鑑賞終了。

オープニングとエンディングの歌ですが
物語の雰囲気に合わせて何となく重い感じです。

悪い感じではないのですが口ずさむと、いつのまにか
エンゲルベルト・フンパーティングのラストワルツに
変わってしまっています(・_・;)。

よく電話の保留音とかに使われてる音楽ですね。

もうちょっとサビの言葉数を
抑えめにしてくれれば歌いやすいのに。


それはさておきネタバレこみのあらすじ&感想をいきます。
未見の方はご注意ください。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

<あらすじ>

るぉ~ほわぁ~りぅ~しゅい~。のかけ声と共に始まった第四部。
これ、よっぽど気に入ってるんやな。

落花流水の四人組は、さらわれた水笙と血刀老祖、狄雲を追って雪山へ。
途中で一行は雪崩に巻き込まれ、足止めを食らう。

この地で落花流水と血刀老祖の死を賭した戦いが始まる。
これが俗に言う雪山パラダイスである。(たぶん)

落花流水と血刀老祖、一人一人の技量はほぼ互角。

足がまだ治っていないのか、治っていないフリをしているのか
よくわからない狄雲は戦力外で血刀老祖は1対4の闘いを強いられる。

数的不利な血刀老祖だったが四人と同時に戦わず
各個撃破していき花鉄幹を除いた三人を葬り去った。

残った花鉄幹を言葉巧みに降伏させ点穴をして自由を奪った。
しかし強敵三人を相手に血刀老祖も限界まで内力を消耗していた。

出口も食料も無い雪山で狄雲、水笙、血刀老祖、花鉄幹。
四人による壮絶な駆け引きが始まった…。

<かんそう>

血刀老祖がカッ飛ばして強敵四人相手に闘っていた辺りは
ケレン味たっぷりで武侠モノの醍醐味あふれて楽しかったのだが…

後半は雪山でのサバイバル。そして恒例の大誤解大会…。
誤解、早とちり、これもある意味武侠モノの醍醐味か。

物語をグイグイ引っぱりかけていた血刀老祖が早々と
退場して寂しいかぎりですが人物ごとの感想いきます。

狄雲

血刀老祖に足を治してもらったにも拘らず戦力外の
フリをしているのかと思ったら本当に悪かったようだ。

雪山で何ヶ月かして『治った~』とか言ってたし。
まぁ、どっちでもいいけど。

血刀老祖に立ち向かっていったのは義侠心があって立派と
言いたい所だが直前まで何度も助けてもらっておきながら
それは無いんじゃないかとも思った。

もし落花流水が全員死んで、血刀老祖と狄雲と水笙の三人になったら
水笙は手込めにされてしまっただろうから仕方無かったのかもしれないが。

血刀老祖を倒したのも結局、得意の首絞めだったし
花鉄幹に立ち向かっていっては、ここ一番で気絶するのも
どないやねん、おまえって感じでした。

雪山にただいてもアレなので連城剣法と神照経を修行して、
足も治ったけど花鉄幹には勝てないので血刀経も修行してみた。

今度こそ、だいぶ強くなったようだ。

とりあえず下山してしたい事は…
1に師匠探し、2に丁典と凌霜華の合葬、3に報仇。

あと獄中でもそうだったけど食料が十分じゃなく栄養足らない
状況やのに、まるぽちゃっとされると説得力がない。やつれろ。

戚芳

1回休み。

逃がしてあげたのに恨まれている。
ヘタしたら報仇リストに入っている恐れもある。

萬震山 萬圭 凌退思

1回休み。全員、狄雲の報仇の対象。

血刀老祖

今回の前半の主役。

肩に刀をかつぐ独特の構えが達人っぽく
キャラ立ちしててカッコよかった。

1対4で闘ってる時点で既に立派だったので
水岱に仕掛けた罠も特に卑怯とも思わなかった。

あれだけ頑張っていたのに狄雲との首絞め合戦に負けて
雪から両足だけ出たコントみたいな非業な最期を遂げた。

悪人と言う設定でしたが
エロい以外は案外いい人だったのかも。

しかし老祖の退場と共に途端に物語も
大人しくなってしまったのは残念だ。

…と言うか脅威的な強さを持った人物が
消えてしまってラスボス不在の状況が心配だ。

陸天抒

落花流水の落。四人の長兄。
ちなみにこの四人は義兄弟で血は繋がってない。

そりゃそうだ。みんな名字違うしね。

血刀老祖と地中(雪中)で闘い死亡。
のちに花鉄幹の胃の中に…阿弥陀仏。

花鉄幹

落花流水の花。四人の次兄。
まさかコイツが最期まで粘るとは…。

江湖の英雄好漢として崇められる人間が
極限状態で醜さや脆さを剥き出しにしていく。

そういう人間の心理をよく演じていたと思う。
ひどいヤツだが見せ場は多い。

コイツむかつくなと思わせてくれた所から
たぶん演技力のある役者さんなのだろう。

たぶんコイツが旧孫悟空。ちなみに呉越は新孫悟空。
役者さんの名前が珍しい名前で六小齢童と言う。本名?

劉乘風

落花流水の流。四人の三番目。
性は劉だが音が似てるからか。一番上のお兄ちゃんも同様。

花鉄幹に誤爆的な感じで殺された可哀想な人。
花鉄幹を恨んでなかったが恨んでもいいと思う。

のちに花鉄幹の胃の中に…阿弥陀仏。

水岱

落花流水の水。水笙のパパ。

娘を血刀老祖に目をつけられた為に悲惨な目にあう。
呉越にドタマをかちわられて絶命…阿弥陀仏。

あわや花の胃袋に入りそうになるも
周りの人の頑張りで、それは阻止された模様。

水笙

父は罠にハマり望んだ事とは言えドタマをカチ割られ半年間
狄雲とは何もないのに周りからは淫売呼ばわりされる事に…。

拉致られてからの生活はかなり不憫だ。

しかし半年間、雪山で狄雲とトゥギャザーした事で
狄雲の事は人間として信用したようだ。

狄大哥とか呼称も変わっていってたし。

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アクションシーンの出来は
スピード感があって良かった。

なんかシュールな箇所のところも
ちょいちょいあったけどそれもまた良し。

雪山での血刀老祖と落花流水の
死闘は見応えたっぷりでした。

主人公不在ですが(・・;)。

だって呉越、一人で演武してる時はいいけど
実際の戦闘では首絞めとか昏倒とか使えないんですもん、アイツ。

後半の極限下に置かれた大侠がドンドン醜さを出して行く
あたりのリアリティは悪くないと思うが明るい話ではない。

まぁ、そういうのもたまにはいいか。
…とか何とか言ってる残す所あと一枚。

こんだけタメがあったので、それなりに
ハッピーエンドにはなりそうですが油断は禁物。

しっかり見届けたいと思います。
明日は長拳なので明後日には観終わるかどうかって感じですね。