うちのママンはちょっと抜けてる所が多いなと、最近つくづく思う。


ボケが始まってるのか?と多少心配にもなったりするが、さすがにまだ平気だろう。



最近、禁煙に向けて必死なゆいさんは、コーヒー中毒を無くすべく紅茶を飲むようにしています。

コーヒーとタバコの相性ってパネェーッス。

コーヒー飲んだらタバコ吸いたくてウズウズします。

だから、紅茶を飲むようにしてるんですがっ


僕のお気に入りは、リプトンのティーパック。キャラメルティーってのがお気に入りなんです。

キャラメルミルクティー最高にうまいっ。

ママンが最初にそれを買ってきてくれた時から、とてもお気に入りなのです。

もう、他の紅茶なんて飲む気にならないんです。


だけど、キャラメルティーが無くなるちょっと前に


「キャラメルバナナティーってのがあったんだけど+。゚(o゚д゚o)゚。+?」


+。゚(o゚д゚o)゚。+?←なんでお前がワクワクしてんだと。

ちょっと、不安に思いながらも。


「たしかにバナナラテは好きだけど、キャラメルとバナナと紅茶は混ぜたらダメっしょ。キャラメルティーでいいよ!」


って、言っておいた。


数日後、キッチンに置いてあるキャラメルバナナティーを見て愕然とした。


「拒否したじゃん!?」


どうして買ってきた。


「ちょっと、飲んでみたくて・・・。」


まぁ・・・それなら仕方ないかと、飲んでみたが・・・やっぱ、そこまで美味しくはなかった。

それはママンも同感だたらしく、もう買ってこないと言う話で落ち着いた。


数日後。


キャラメルティーを飲もうとキッチンに行くと、確かにリプトンの紅茶が置いてあるのだが、どうにもちょっと違う気がする。

よくよく見れば、メープルティーと書いてある。


「これじゃない(`ω′)!」


と、ちょっと怒ったものの。

見た目も似てるし、まぁ仕方ないなと・・・。


「キャラメルだからね!」


と念を押しつつもメープルティーを飲んでいた。

やっぱ、キャラメルティーの方が美味しい。


やっと、メープルティーが無くなった時、私はキッチンでデジャヴを見た。

なぜ、またメープルティーがあるんだ・・・?


「え!?また違う??ちゃんと見て買ってきたつもりだったんだけどなぁ・・・。」


何をどう見たら、キャラメルがメープルになるのかがわからん。

見た目は似てるし、ぱっと見で買ってきたなら間違えても仕方が無い。

しかし、ちゃんと見て買ってきたのに・・・と言ってるから心配になる('‐ω‐`)


友達にその話をすれば、「わざとやってるんじゃないかぉ!」なんて言われる始末。

うむ・・・。わざとだったらどんなにいいかと、その時はそんな事は思いもしなかった。


その次はちゃんとキャラメルティーを買ってきてもらえたので、僕はご満悦でキャラメルティーを堪能していた。

メープルティーとキャラメルティーのパッケージを見比べて色の違いとか、絵の違いを指摘したりして、ママンともう間違わないよね!!って。

和やかにティータイムを過ごしたりもした。

もう、安心だ。




そう思ってた時期が私にもありました。




「もうすぐキャラメルティー無くなるからね!」


紅茶を飲みながら、ママンにそう言うと


「わかってるよ!すでに、買ってきてある!!」


自信満々に言いながら、しまってあった紅茶を取り出そうとしてるママンの背中に向かって


「またメープルティーだたりしてー(*´∇`)」


さすがに、そんなわけもないだろうと、冗談のつもりで言ったんだ。

その言葉を投げかけた直後だった。



「ほわっ(゚д゚)!!」



・・・(゚ω゚)?

なんだろ、今の奇声は・・・。

嫌な予感でいっぱいになりながらも、おそるおそるママンの手の中にあるものへと視線を移す。


ママンの手の中にある紅茶。

それは、どう見てもメープルティーだった。



もう、言葉もなかった。



わざとじゃないのは反応から見てよくわかる。


だからこそ、すごく心配になった。


本当にボケが始まってるんじゃないかと・・・。


キャラメルティーがいい!と、こんなにも言ってるのに・・・。


キャラメルティー2回。

キャラメルバナナティー1回。

メープルティー3回。


別の物を飲まされてる事の方が格段に多い。

本人は大真面目だから、切実に困ったもんだ。






ちなみに、間違えて買ってきてしまった間は、多少罪悪感があるのかなんなのか。

パックに入った、ロイヤルミルクティーを買ってきてくれるんだけども。

それはそれで美味しいので個人的に結構好きです。



最近のママンならやりかねないな・・・とかちょっと思ってた事。


牛乳と間違えて、コーヒーにミルクティーを入れる日が来るかもしれない。



そんな日が本当に来た時は、少し涙が出そうだった。



「でも、あんま味変わらなかったよ?」


「そんなわけないじゃん!?」


「まぁ、ちょっと違ったけど、飲めたよ。」


大物だな。と思った。


「入れる直前に、匂いで気がついたんだけど・・・直前だから、手止まらなくて~。」


「まぁ、そうすね。」


直前に気がついたならいいよね。

だけど・・・今度はメープルティーにミルクティーを入れてた。

敢えて指摘をしないで見守った。




気がつかないで飲んでた。



まぁ、同じ紅茶だし・・・?


味としては問題ないだろうけど?



なんか、いろいろ悲しくなった。


ボケてはないよね?

もともと、少し味覚オンチなママンだし、その補正がかかってるだけだよね?



冗談半分で書いてたけど、読み返してみたら心配になってきた。