千葉中央あたりで呑んでます。
足元のマンホールを撮ったりしながら店へと向かう。



今夜のメインであるお店に到着。



こちらのお店がそうなのです。
このお店、呑み仲間がやってるお店なのです。

ずいぶん前から店を出したいと色々準備を進め
開店したお店。
近くなら入りびたりそうです。



ステキな店構え。
敷居が高そうですが・・・

中に入ると着物姿の美人若女将が出迎える。
もうですね、コレだけで知らない人は
ビビっちゃいますよ。

絶対高そうって・・・・
それにメニューに値段が書かれてない(お邪魔した当時)から
余計、ビビっちゃいますよ。

でもね、良心的価格で呑めます。
じゃあ、予算幾らなんだよって言われてもねぇ、忘れましたんでねぇ・・・
すいません、頼んないブログで。



こだわった純米酒が揃うこちらのお店。
最初にまずはお店からのサービスのお近づきの一杯が提供される。
こういうオチョコで。



お料理は山形料理。
大女将が山形出身で普段は奥の厨房にいてるが
たまに出てきて山形弁で声をかけていく。



こういう店をもしかしたら長年、待ち続けていたのかもしれません。
美人若女将が切り盛りしている店のカウンターに座り
純米酒を呑む。

今日は人肌燗で貰おうかな。
そういうと若女将は少し笑顔をこぼしながら燗を用意する。
何度も手の中入れて、その燗具合を確かめながら
ハイ、どうぞ。とお酌してくれる。



あ、あくまでも妄想ですから、何度も手で確かめてたかも
お酌してくれるのかも、わかりませんけど、そういうコトが
実現しそうな店なのです。



しかし、美人若女将を目当てに通う酔客はワシだけではない。
ほとんどの酔客がそうかもしれない。
だから、いつまでも皆んな帰ろうとしない。

小1時間ほど呑んで、美人若女将と目があう。
そろそろ、失礼するよと目で言う。
え・・・ もう? 美人若女将がそう目で返す。



美人若女将が新しい燗を持ってきて
サービス、もう少しだけいて・・・相談したいことがあるの。
誰にも聞こえないくらいの囁き声でそういい残す。



外は冬の雨、まだ止まぬ。
この胸を濡らすように・・・・
傘がないわけじゃないけれど
まだ帰りたくない・・・



そんな気持ちにさせてくれる。
看板まで店に残るも酒量は多く、このままでは
肝心の暴れん坊将軍が役に立たないだろう・・・



ようやく最後の客を送り出したところで美人若女将が言う。
「相談ってのはね、うちのパソコンが調子悪いのよ。
 大徳寺さんってパソコン得意でしょ?」
「え・・・」
得意なわけないがな・・・・



そんなことか・・・ワシはガッカリする。
「いや、残念ながらサッパリわかんないなぁ・・・」
美人若女将がそういったのは単なる口実なのだが
そういうことに気がつかない。
「パソコンならワシじゃなく、ほらあの常連さんに聞けばエエよ。
 もう電車なくなるから帰るわ、役に立てずにゴメンね」



外は冬の雨、まだやまぬ。
あぁ、切ないね大人なフリするふたつの心はすれ違う・・・
みたいな妄想がピッタリ来る、そんなお店なのです。



え?ちっともわかんないって?
そうだと思った。

でも、この店の美人女将に恋してしまう夜なのです。