最近、自分の大きな勘違いをひとつ見つけて、笑ってしまいました。
数週間前、現役で活動されるピアニストの中でも巨匠、もしかしてその最高峰と言っても過言でないようなクリスチャン・ツイメルマンのリサイタルに、生まれて初めて行ったとき。
※こちらは、以前の公演のポスターです。
その世界最高峰の演奏に、実は、私ごときがあろうことか『批判的』な感想を持ちまして、ブログに書けなくなっていました。(オールシューベルト、プログラム)
そして、その日は、お昼は凄いコラボセミナーに参加していたので、なんと表現して良いかわからず、とりあえず書いたブログのタイトルが、
『ツイメルマンやら、なんやら。』(><;)
後日見て、我ながら酷いなと思いました。
今回の演奏に、この私が、何か不満があったとしても(><;)まさか私が一小節たりとも、巨匠に突っ込む場所なんて、探そうにも有り得ないというのは、常識的な考えです!
それに加えて、『ツイメルマンやら、なんやら』は、いくらなんでも敬意が欠けすぎているな、とタイトルは今さらですが、変えました。
ツイメルマンのことは、誰か近い感想を持ったかたがいないかと探してみましたが、批判してるひとも見たことがないので(質問系のサイトで、匿名の書き込みはありましたが)、小心者の私は書きません。
(誰一人の参考にならないと思いますのでm(__)m)
それで、何が言いたいかといえば、私は、自分のことを再確認しました。
世界最高峰の巨匠への不満が心に浮かぶほど、自分のピアノの世界があること。
(世界でたった一人の価値観なのかもしれませんが。笑)
長年弾いていないシューベルトに、これほど思い入れがあった自分にも驚きです。
あと、すでに書き直しましたがタイトル『ツイメルマンやら、なんやら』て。
自分がいかに、『がさつな人間か』を、変な話し、強烈に自覚して、笑えました。
私、『エレガントであるかどうか』ということが、物事の判断基準になってることが多くて、
自分も、何かを提供するとか、公の場?に行くときは、『エレガントである』ということを、出来ていたかどうかはさておき、暗に意識していたと思います。
実際、ちょっとエレガントかと思ってましたが(爆)。
私生活からして、全然エレガントじゃないし、ふと出る思考もエレガントじゃなかった。
(何をもってエレガントと思うか、も人それぞれと思いますが)
そしてもっというと、人が『エレガントさ』にこだわった記事を書いてられたときはっきりわかったのですが、
『あれ?エレガントかどうかなんて、どっちでもいいな』と思った。
まあ、この記事自体、最初から終わりまで、自己完結の世界なんですが、
とにかく言いたいことは、
全然本当の望みでもないことに、けっこうたくさんのエネルギー使ってた
てこと。
えーい、やめやめやめーーー
て感じで、人さまからみて、何も変わらない(そもそもエレガントさは見せてないとか。笑)かもしれませんが、
そもそもエレガントとか自分で身に付けるものでもなく、別にどうでも良かった("゚д゚)というところから、
これからも演奏したり、出ていこうと思います。
ちょっと言葉遣いとか、雰囲気変わるかもしれませんが、そういうことです。
あー、すっきりした🎵
教室へのお問い合わせはコチラ。