グローバルスタンダードの終焉と保護主義と恋愛! VOL,4
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政治的イデオロギーや人間の思想は人々の懐具合と密接に関係すると思う。
皆さんもご存じだろうが、90年代から市場に政府が介入せずに規制を撤廃して民間企業を自由かつ平等に競わせる考えが先進国の主流になった。
競争が激化すれば末端の労働者の重労働と低賃金に行きつく。
まだ社会に出てさほど時間も経っていなかったが、俺はこの思想が蔓延することに怖くなっていた。もし会社員として生きるならこれはたまらないからだ。
一部の企業が勝ち残こることになるが、それは一部の富裕層を生むことになる。
その富裕層が消費することによって経済が潤うという考えは異常かつ滑稽だが、その考えの経済学者がノーベル賞を取ったときは陰謀論を疑った。
格差が生まれ、懐具合が苦しくなったときにトランプが立候補する。
この経済政策は国境を取っ払いながら人々を自由かつ平等という思想を美徳とするようになった。
それが近代道徳という言葉に切り替わりながら文化や伝統を軽視し、グローバルを維持するためにもセンチメンタルな博愛主義を抱いていれば何でもありの恋愛観や家族観や対人関係の考えを蔓延させるようになる。
この思想が可笑しいとアメリカ人たちが気が付いた時(残念ながら日本人はほとんどが解っていない)、先進国の大半は貧困だの非婚だので末期的になっていた。
開業した頃に先々は予想できたが、これだけ早く、そして酷くなるとは自分は思ってもみなかった。
恋愛でも経済的なことでも皆さんの周囲では多くの人が苦しんでいるだろう。
自分の著作物には必ずこういった考えが背景にあるが、余程の読解力がなければ解らないと思う。
起業してもっと情報発信をしたかったが、俺自身が情けなくも余りに無力でどうにもならなかった。・・・・・・・・・
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