十月大歌舞伎 八代目中村芝翫襲名披露興行 | 小柴大始の大きく始めちゃえばいーんじゃない?

小柴大始の大きく始めちゃえばいーんじゃない?

小柴大始オフィシャルブログ!

声優・役者 
時々ミュージシャン
小柴大始

日々の徒然やら、ライブ、舞台、出演など各種インフォメも。

どうも、小柴大始です。

梅雨が終わったはずなのにしゃっきりしない天気が

つづきまくっていますねぇ。

 

さて、随分とご無沙汰してしまいました。

別になにがあったわけでもありませんが。

 

昨夜になりますが、ずっと行きたいとは思いながら

機会を逃していた、歌舞伎を初めて観劇してまいりました。

 

歌舞伎座 十月大歌舞伎 八代目 中村芝翫襲名披露 

 

中村橋之助さんが、お父さんの大名跡である

芝翫を襲名し、その披露興行初日でした。

 

今回は、3人息子の襲名披露も合わせた親子4人同時の

襲名披露興行ということで、大注目の公演です。

 

まあ、直前の週刊誌報道もあり、別の意味でも

注目されておりましたが。

 

夜の部の演目は、

・外郎売

・襲名口上

・一の谷ふたば軍記より熊谷陣屋

・藤娘

 

何よりも「型」の文化である歌舞伎

なかなかほかの公演では体感できないような、一体感

 

台詞はほとんど何を言っているかは、わかりませんので

しっかり予習が必要でしたが、それでもその魅せ方、芝居の機微などは

流石、伝統の技。

 

圧巻なのは、最後の藤娘

今回は、当代随一の呼び声も高い、坂東玉三郎。

 

彼が男性であることを忘れるほどに魅了されるその動き

 

細かい指先や足さばき、その呼吸までが、少女を模した

藤の精そのもので、美しいの一言。

 

隣にいたお姉さんもこれが目当てだったらしく、

目の輝きが違っておりました。

 

直接現代の芝居をする我々に還元できるものではないですが、

いい勉強になりました。

 

今度は忠臣蔵をみたいなぁ・・・。