昨年から8月11日は「山の日」として国民の祝日となった。そうです、今日は「山の日」です。

 

「山の日」ってなんだよ! なんで「山」なんだよ! って思うかもしれないが(俺もそう思ったが)、7月に「海の日」があるんだから、まあ「海」が祝日になるなら「山」だって祝日になってもいいでしょうってことなんだと思う。

 

するとだ。もう想像がついていると思うが、次は「川」だよ。「川の日」、いつにする? となるのが自然の流れだろう。

 

いつにすっかなー。ゴールデンウィークをもう1日増やすのもいいよなー。なんて俺が考えても仕方がないんだけど、まあそこはいいじゃないですか、考えてみたいんです。

 

で、年間のバランスもあると思い、内閣府のWebサイトで国民の祝日を確認してみたら、6月だけないんだよね、国民の祝日。というわけで、「川の日」は6月第3月曜日でいかがでしょうか? なんかこれ、実現しそうな気がする。

 

と思っていたら、なんと国土交通省が7月7日を「川の日」に制定してんじゃん! 祝日ではないけど国の機関が定めてるんじゃあ6月第3月曜日案は廃案だなー。あー、ざんねーん。

 

では今週の揚げ物です。

 

 


表参道・発酵居酒屋5「発酵からあげ定食」


 

 

【揚色】きつね色

【食感】ガリ

【肉汁】ジュッワ~

【評価】評価対象外

 

おいしいんです。おいしいんですけど「評価対象外」としたのは、中心部分まできちんと火が通っていないから。先週紹介した「とり多津」も中が赤かったと書いたが、あちらは薄っすら赤いくらい。でも「発酵居酒屋5」の唐揚げは明らかに生。あとで知ったのだが、公式サイトにも「中身はジューシーレアに仕上げた」と書いてあるので意図的にそうしているのだ。

 

でも鶏肉に生食用は存在しない。流通しているのはすべて加熱用。ただ法規制がないため、鳥の刺身を提供する飲食店はある。俺もときどき食べる。だけどこれは「生」とわかって食べている。もしも食中毒のリスクを避けたいなら「食べない」という選択ができる。

 

ところが、通常レアに仕上げたりしない唐揚げの中心部分が生だったら? メニューに「レア仕上げ」と書いてあったり、レア状態の断面写真が載っているならまだいいが、何の説明もなければ牛100%のハンバーグじゃないんだから中心まで火が通っていないなんて想像するわけがなく、だから意図せず生で食べてしまうことになる。これはよくない。

 

唐揚げとして評価する以前に、基本的な調理方法や情報提供の面で疑問を感じたので「評価対象外」としました。

 

味は本当においしいので残念。肉質がよくジューシーで、塩糀(しおこうじ)ダレにしっかり漬かっていて味は濃厚。別皿で添えてある山椒ベースのタレは風味よくピリ辛で、味にバリエーションを持たせて飽きさせない工夫もいい。1つ1つが大きいからボリュームも言うことなし。中が生じゃなければなー……。あー、ざんねーん。

 

それではまた来週。See you アゲイン!

 

【生食に関する参考サイト】

●東京都西多摩保健所「鶏肉の生焼けにはご用心!」

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/nisitama/shokuhin/namayake.html

●東京都福祉保健局「ちょっと待って! お肉の生食」

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/nama/#c05

●東京都食品衛生協会『指導員だより』第244号

http://www.toshoku.or.jp/eiseijigyo/backnumpdf/20161019-244.pdf

 

 

【お店情報】

発酵居酒屋5

東京都港区南青山3-18-3 B1F

(地下鉄・表参道駅A4出口より徒歩1分)

●営業時間/11:30~15:00  17:00~23:00

●定休日/日曜日

 

 

 

 

 

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