あの3.11の震災から丸4年になりました。
昨日の夜、日記を書くときに、四年前のそのページを見て、記憶がありありと蘇ってきました。
地震が起きた日の夜遅くに書いたそのページには、その時の心境が綴ってありました。
津波の映像、被害がどんどん拡大されていく報道、その中で、水戸の両親や姉家族の様子が夜遅くになってやっとメールでわかった時の気持ち、各店舗の被害のこと、お客様を安全に誘導できたという報告を受けた安堵感、そして家族のこと。
普段はただ淡々と事実を書いている日記ですが、この時ばかりは、文章に、怖れや怒りや不安の感情が書かれていました。
そして、日を追うごとに甚大な被害の様子がわかってきた時、自分の手帳の、ちょうど半年後の日付のところに、3月11日を忘れてはならない、と書き込みました。
当たり前に思ってたことが当たり前ではなかった。
当たり前に思ってたことが、この上なく有り難いことだった。と気づけたこと。
これを忘れてはならない。そういう意味で。
被災された方々の御冥福を祈りながら、この震災をスタート地点として前に上に進まなければならない。
残った我々みんなが、そのように考えた。
この日を境に、日本人の意識は、日本人としての誇りを持とう、という方向に変わったと思います。
たくさんのことを我々に知らしめた震災。
被災された方々が、1日も早く安らぎの心を取り戻し、復興が進むことを願います。
マイスペシャルゲスト
海子裕明
「今日という日は人生の中で最も重要な1日である」