とうちゃんが、トラブルを抱えたネットワークカメラの実験をしていると
心配そうに後ろから見つめる子がいました。
「大丈夫かな～」
この日は、まだまだ検査に時間がかかりそうなので
私は先に退社させてもらいました。
「僕はとうちゃんが心配だから、まだ帰らないよ！」
手を一生懸命なめながら、とうちゃんと残業です。
「じゃ～ 大吉 よろしくね。」
「ふぁ～い！」
家に帰って来てからは、いつものようにとうちゃんの隣でまったり中。
「大吉 いつも遅くまで付き合ってくれて ありがとう！」
「これからも 付き合うよ とうちゃん！」
飼い主（上司）のご機嫌を伺う大吉は、サラリーマンの鏡のようなワンコです。
「かあちゃん 気配りが大切なんだよ～。」
このような一つ一つの積み重ねによって、昇進している大吉です。
忠犬大吉は、どこまで出世しちゃうのかな～。
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