ようこそ、大渓水です。

今日は『冬至』ですね!



なぜ冬至に「かぼちゃ」を食べ、

「ゆず湯」に入ると風邪を引かないのか、

迷信ではない本当の理由を知っていますか?!



ちょっとだけ長くなりますが、

よろしければ最後までお付き合い下さい^^





冬至とは、一年のうちで最も夜の時間が長い日。




※陰陽理論(太極図)とは、
宇宙の根本は二つの相対する要素から成り立つとする原理



太極図(たいきょくず)で見ると、

白い部分が「陽」であり。

黒い部分が「陰」となります。



○陽の気=昼・日・夏・熱

●陰の気=夜・影・冬・寒



冬至は陰の気が最も強くなり、

反対に夏至は陽の気が最も強くなります。

その中間地点にある春分や秋分は、

昼夜の長さが同じとなることで知られています。



陰陽は交わり合いながら循環するものなので、

陰気が頂点に達すれば自然と陽気へと転じます。

少し専門的な言い方では、

「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。」

と私たちは解釈し、陰陽論は風水の根本原理を構成します。



ちなみに私はこの理論を実践すべく、

毎朝冷水のシャワーを頭から浴びています(笑)。



最近は凍えるように寒い日が続くので、

たまに気を失いそうになりながらも行うと、

芯まで冷えた体はみるみるうちに温まります。



後は体を冷やさないように要所を保護するだけで、

実践し始めてからここ数年は風邪をひかなくなりました。

私の場合はあくまで禊の意味も込めてますので、

体調の悪い方は決して真似をされないで下さいね^^



まあ普通はこんなことしなくても、

風邪をひきにくくする簡単な方法があります。

幼少時からいつも風邪に負けていた私が、

実体験に基づくことを分かりやすくお伝えしますので、

誰でも簡単に風水を学びながら試して頂くことが出来ます。



●風水理論を学び、もっと健康な体を手に入れよう♪


 →→→ 大渓水の無料メルマガご登録はこちら



そいうえば、もう一つ。

「ハクション大魔王」とあだ名されるほど、

ひどかった私のアレルギー性鼻炎。



花粉だけでなくホコリ一つにも反応し、

一度出ると十回くらいは常に連発してましたが、

あることを試した翌日にはもう驚くほど解消して、

もうこれで電車に乗るのも怖くなくなりました(笑)。



いや本当に風水の原理は凄いと、

今さらながらに関心しております。

これもメルマガで書きますね!





話しは戻りまして『冬至』。

冬至は11月(新暦の12月)にあるので、

年間でみると十二支の中で「子(ね)」の位置となります。





十二支にはそれぞれ五行が配当され、

この子は「水」の五行が配当されています。


※五行(ごぎょう)とは、
森羅万象の全ては五つの要素から成り立つとする原理




【五行配当と気候】

●木・・・季節の春、風

●火・・・
季節の夏、熱

●土・・・各
季節の変わり目(土用)、湿

●金・・・
季節の秋、燥

●水・・・
季節の
冬、寒



五行の「水」は「冬」であり、

十二支の「子」は「真冬」を表し、

陰陽五行ともに「寒」の意味を持ちます。



つまり季節が循環していく中で、

●陰陽五行論・・・・・最も「寒」が強く支配する時期

となりますから、

●冬至とは、最も体内の熱が奪われやすくなる時期

であることが分かると思います。



体温を奪われるということは、

免疫が低下するということですから、

インフルエンザや風邪に冒され易くなるということですね。



ですから昔の人たちは、

これに対抗すべく『かぼちゃ』や『ゆず』を用いたのです。



その理由はというと、

根本原理である五行相関図の中で、

「熱(火)」を奪うものは「寒(水)」ですから、

強すぎる「水」を抑えるために「土」が必要になります。






これは「土剋水(どこくすい)」という相剋の理論ですね。

つまり五行における「土」を用いることにより、

強すぎる「水」の影響を抑えようとするものです。



そして、それぞれの五行には「色」も配当されています。


【五行と色の配当】

●木・・・・・青色

●火・・・・・赤
 

●土・・・・・黄
 

●金・・・・・白
 

●水・・・・・黒
 



ですから寒い冬には「黄色」が効果的なんですね。





青いユズは7月~10月が旬ですが、

黄色く色づいたユズは10月~12月が収穫期。

また夏野菜である南瓜は保存に適しており、

より時間が経つことによって糖分が増して美味しくなる。



ちょうど冬至の頃に適したものが巡るとは、

自然循環のサイクルとは実に興味深いものです。





ただここに一つ疑問も残ります。

一説には江戸時代の頃から、

冬至にかぼちゃを食すようになったとされますが、

当時の庶民が風水に精通していたとは思えません。




今でこそ南瓜に含まれるビタミンAやカロチンが、

風邪の予防に効果的だと言われていますけどね。



識者が民衆に伝え広がったのか、

たまたま経験則として知っていたのか・・・・・



どちらに致しましても、

永く受け継いできた先人らの知恵は、

風水から風習に至るまで
深く意義のあるものですね。 





そんな『伝統ある良き文化』話のついでに失礼して、



 ~失いたくない想い~

国産神棚復活プロジェクト!


応援よろしくお願い致します m(_ _)m 






今回はこれでおしまいです。

~日本風水昔ばなし~

またの機会があればやりましょう♪ 



最後までお読みいただきありがとうございました。





もっと風水を知りたい人は・・・・・

●風水で学ぶ“山の神様と伝統行事”

●風水で学ぶ“日本の国技消滅の危機”

●風水で学ぶ“腰痛とためしてガッテン”