二男と共にお参りをした龍国寺は、他寺院とはなにかが違う。息子いわく「床が全部畳だね」確かに板敷きが常識の廊下や納骨堂も畳なのだ。
私は住職であり経営者なので、どうしても維持管理を考えてしまう。「畳=高い」掃除においても床板の方が楽。だが高級料亭にいるような満足感があり、いつまでも居たくなる気持ちになる。
大法輪寺の土足(バリアフリー)とは違い、「履物」を脱ぐことにより足裏の刺激が脳に伝わってくる良さなのかもしれない。
これがいつまでも居たくなる要因なのだろう。ときとしては、「次があるから早く帰って欲しい」なんていう事もあるかもしれませんね。
掲示板も手書きであり、達筆で読みやすい。【ご先祖さまの 誰かお一人でもいなければ 私はいない】その横には寺報が掲示され、ヤル気のある寺族の気持ちが伝わってきます。