幼い頃から縁のあった日本山妙法寺の初代リーダー藤井日達師に対しては、別に気にとめる事なく幼少期を過ごした。ところが日達師を大好きな禅僧がおられ、うちわ太鼓をたたき大声でお題目を唱える住職だった。
この禅僧から非暴力や世界平和の話、それに法華経の有難さなどを学んだ。日達師も禅僧もすでに亡くなられておられるが、私にとっては人生のキーパーソンである。
特に私を奮い立たせたのは師の著書「わが西天開教」。今から30年前、一年間新聞配達をした収入で師のご著書を大量に買いこみ、関心のある方々にお配りしたという思い出がある。師の教義云々ではなく、その生き方が好きなんです。
日達師曰く
『文明とは電灯のつくことでもない、飛行機のある事でもない、原子爆弾を製造することでもない。文明とは人を殺さぬ事であり、物を壊さぬ事であり、戦争をしない事であり、相互に親しむ事であり、相互に敬う事である』
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