当寺の別府別院は「海観寺温泉」の看板を左折します。ここを入ると当寺があり、過ぎると毎日2千人宿泊客がある杉乃井ホテルの玄関に到着。
最近はゴルフを目的とした宿泊客が多いらしい。以前県外の倒産したゴルフ場を買わないかと話があったが、自然回復が不可能なゴルフ場の利用法としては、もはや霊園しか考えられない。
ゴルフ場を霊園にした場合、私が考えられる笑える運営方法。
クラブハウスで受付けする。
「○○家さまはインコースの8番ホール、120ヤードでございますが、距離がありますのでカートをお使いになりますか?」
『いや、健康の為、歩きます』
「わかりました、道案内のキャディーはお付けになりますか?お花やお供え物を担いでくれますが・・・」
『お願いします!』
「かしこまりました、本日は平日ですので食事付きとなっております」
『母さん、平日にお参りに来て良かったなぁ』
『あなた、毎月のお参りが楽しみになりましたね』
「お客様、池は釣堀となっておりますが、ご利用なさいますか?」
『今日は命日だから殺生は止めましょう』
『キャディーさん、ここのグリーンにある墓は何だい?』
「芝生の手入れが大変ですので、高額な墓所となっております。 この墓はこのゴルフ場を裏工作で許可をした悪徳な代議士が眠っております。 噂ではワイロを貰う前に倒産しましたので、その代金としてこの墓を作らせたそうですよ、お客さん」
『政治家は死んでもタダでは起きない、いや眠らないという事か!ハハハ』
『キャディーさん、私がよく打ち込んでいた白い杭の向こうは何だい?』
「それは散骨場所となっております。お骨をまく場合はお客様に迷惑が掛からない様に、ファ~と大声でいいます」
『あなたはそこでいいんじゃない?』
倒産したゴルフ場から霊園は、全国に何ヶ所かあります。