坊主が吠える がくほう独り言写真日記

雨の中、無料を含む高速を半分利用して1時間。

かなりの田舎に着いたが、今回は山中にある墓の処分だ。


職人二人はすでに到着しており、弟子と共に長靴はいて登り始めた。

草や竹が獣道に茂り歩きにくい。

樹木がうっそうとし雨がふっているので何とも薄暗く気味悪い。


7基ある墓を分解し遺骨を掘り出す作業は困難を極めた。

土葬か火葬か分からないだけに、雨と泥と汗まみれになって深く深く掘る職人の作業に感謝。

依頼者二人も雨にあたりながらその場を見守る。


遠いとか山中にあるからではなく、跡取りがいないから「私たちはもう墓守はできません」となった。

その後は当寺の納骨壇に遺骨を移動した。


「毎日お経が上がるのが嬉しいです」掃除や維持管理も寺任せだけに安心です。


今日は福岡に入ります。