弟子に手紙を書いた文章が残っていたので紹介する。
【先日、葬儀社から「葬儀をお願いしたいのですが」と電話があった。
話を聞くと「経済的に葬儀が困難な方でしたので、お布施が少ない関係上、どこの寺も引き受けてくれないのです」
我が弟子よ、この事に関してどう思うか?
こういう時は「宗祖だったらどうするか?」と考えれば答えが早い。
ビジネス化された現代の葬式仏教寺院では、神仏の加護は到底ありえないだろう。
これからは宗祖の原点、そして釈尊の原点に戻る担い手としての僧侶でなければ出家の意味が無い。
形骸化された今の仏教に一石を投じろ!
与えられた使命は限りなく大きい。
我が弟子よ、期待している!】