「大法輪寺の信者が使用する袈裟はないのですか?」と問われたと弟子がいう。
確かに寺院名が入った首からさげる略式の袈裟をしているのをよく見かける。
中には信仰の度合いによって色が違う袈裟もある。
信仰の度合い?
これは寄付の額で決まる場合が多い。
本堂内で座る場所まで色違いで違う本山もある。
もちろんお金持ちは上座だが宗祖は悲しんで・・・いや嘆いているだろう。
当寺の話だが結局、袈裟を買わせることになるので反対。
行事のときに袈裟をしていない人が輪に入りにくいと判断した。
今回は諸事情で葬儀ができなくて、忌明けに葬儀を執り行った。
やはり菩提寺に不満があり延び延びとなった次第。
どんな不満かって?
高額な布施をお品書きで要求したことが原因です。
経済的に困難な家であることは承知していた住職でしたが。