坊主が吠える がくほう独り言

葬儀→火葬→初七日→精進落とし膳の流れだが、昨日は初七日経とお膳が違う場所とは知らず30分間遺族を待たせてしまった。

私はお膳所で『まだかなぁ』と外を眺めていたのだ。

そこは河原の土手が側にあり、日の当たらない汚い溝寄りにきれいな野草が花を咲かせていた。


なにもそんな日の当たらない場所に咲かせなくても

先日当寺に来られた相談者は「もっと金持ちの家だったら・・・」

如何なる環境の中にあっても、精一杯生きるという修行をかせられた人生。
 

いつお迎えが来てもいい。

悔いのない毎日を過ごさなければと励む。

この野草はまた種を落とし代々花を咲かせていく。