知り合いの住職から貰った暦でその日を確認する。

日本では曜日として七曜(日・月・火・・・) だが、カレンダーの暦には六曜(大安・仏滅・友引・・・)がある。 

簡単な暦では十二直(みつ・たいら・とる・・・)や九星(四緑・二黒・一白・・・)それに二十八宿。

実はこの二十八宿に問題があった。

信者さんの暦(高島暦)では張という日で「大吉日なり、この日結婚すれば家庭むつまじくして子孫繁栄の基を開き新たに着物を裁ち又は着るときは良い事が重なり来るべし」 となっている。

ところが坊主が使う暦には危になっており「悪日なり、この日結婚又は祝事などに用ゆべからず、又新たに着物を裁ち着物の着初めなどする時は不慮の災いにあい、また家の造作移転などすれば火難に遭うという慎むべし」とあるがえらい違い。

おそらく皆さんは「どちらが正しいのですか?」と聞くことだろう。

私は『釈尊伝を読めば分かる事で、占いは間違いと言っています。

よってどちらも間違っています。

その証拠に良い日を選んだにも関わらず離婚する人が多いのはなぜ?

良い日に開店した店がつぶれるのはなぜ?

この暦による占いには「あなたの努力次第では・・・」が抜けている。