坊主が吠える がくほう独り言

不思議な霊現象は多く体験しているが、それに惑わされることなく仏道を歩んできた。
 

若い頃は瞑想が好きで、特に日の出に向かっての座禅は好んだ。

いつの日からか太陽の中に金文字が浮かび始め、驚きと同時に『今日はどんな言葉が出るのだろう』と毎日期待した。
だが本来の瞑想ではなく現象目的であることに気がつき、しばらく瞑想を中止した。

「霊道現象というものは、滝に打たれ、神社仏閣などで行を積むなどの念力によって開くのと、正しい生活行為にもとづいて開くのとがある」という。

現在、後者はほとんど無く、興味本位や商売で拝む祈祷師が大半。

ビジネス感覚の祈祷は効果が薄い、なぜなら神仏からの協力が得られないからだ。