法事に参っていたおじいさんが、
「わしは両耳に補聴器、両目には
レンズ、血管にはステント8本、
もう人工人間やわ。」
とおっしゃってました。
笑い話のようだけど、いや本当に
そうですよね。
このおじいさんが特別なだけじゃなく
そんな人、大勢いらっしゃると
思います。
補聴器、眼鏡、コンタクトレンズ、
ステントだけではなく、今は
義歯、人工関節に人工肛門、
ペースメーカーなどをいれている
人はたくさんおられます。
考えてみれば、それらも
サイボーグ
みたいなもんですよね。
知らず知らずのうちに
サイボーグは現実のものに
なってきているのかもしれません。
重たいものを持ち上げるような
サポート器具もできたようだし、
人間はいつまでも壊れない身体と
力量以上の力を出せるように
なるのかもしれません。
これが幸せなことかどうなのか
そこも同時進行で研究される
必要もあるかと思いました。