仏壇のろうそくに火をつけるのは
ライター不可
と思ってる人が結構いるようです。
マッチじゃないとだめということですね。
私が「マッチかライター貸してください。」
というと驚かれることがあるんです。
じゃぁ、逆に聞いてみたい、
なぜライターはダメなのか。
おそらくライターは
タバコ用
というイメージがあるんじゃないでしょうか。
タバコに火をつけるもので、
仏様のともしびをつけてはいけないと。
それならマッチだって一緒だよ。
昔はマッチでタバコに火をつけて
たんだから。
反対にやめていただきたいのは
火をつけたあとのマッチを
香炉に入れる
意外と多いんです。
香炉は清らかな香りを焚く場だし、
清らかな仏様の働きを表したもの。
灰皿じゃないんだから、そこに
マッチの燃えカスをいれるのは
やめていただきたい。
もう一つ謎の制限があるんです。
おじゅっさんに出すお茶は
冷茶不可
と思ってる人、意外と多いんですよ。
夏場冷たいお茶を出してくれる時でも、
「すいません、冷たいのしかなくて。」と
出してくれる。
おじゅっさんも人間です。
夏は暑いです。
着物来て、大きな声でお勤めしてるので
人並み以上に暑いです。
冷たいお茶ください。
恐らくお客様に冷たいお茶を出すのは
不作法
と思ってる人がいるんだろうけど、
お茶は礼儀作法にこだわるほど、
「相手を思いやる」ということが
大事になってくるはず。
暑いときは冷たいお茶がありがたいです。
いずれにしろ、形にとらわれて、
なぜそうするのかということが
忘れられているんでしょうね。
仏事にはそういう部分がたくさんあります。
形を気にする人が多いけど、
なぜそうするのかを見ていけば、
形はおのずと後からついてきますよ。
参加中です!
クリックお願いします。
上のブログ村もね。