知ってますか?
カンカラ三線
普通の三線とはちょっと違う三線です。
そのカンカラ三線がとどきました。
そのカンカラ三線というのは、
太平洋戦争後の物のない時代に
作られた三線です。
捕虜として収容された沖縄の人たちは、
収容所で手に入る材木で棹をつくり、
支給される食料の空き缶で胴をつくり、
パラシュートの紐で弦をつくったそうです。
どんなに辛く苦しいときでも、
歌と三線を忘れなかった沖縄の人々。
そういう歴史から、今ではカンカラ三線は
平和を願う象徴
として受け継がれているんです。
わたしも沖縄音楽を披露したりする上で
そういう歴史を抜きには語れないだろうと、
購入してみました。
さて、実はこれ、完成品ではなくて
製作キットです。
自分で製作しなくちゃいけないんです。
でもここまで作ってくれてるなら、
普通に完成品の三線を買っても
同じ様なもんですよ。
ある程度のメンテナンスは自分でしなくちゃ
いけないんだから。
現在の弦はさすがにパラシュートの紐
これを左にある糸かけに結んで
三線に取り付けるだけ。
ギターの弦の交換とほとんど一緒です。
これで完成するんだから、
完成品を買うのはもったいないでしょ。
んーやっぱり、ほんものの三線ほどは
パッコン、パッコン
って感じで薄い金属版をパコパコ
鳴らしてるような音がします。
悲しい歴史とは裏腹にコミカルな曲が
似合いそうです。
でも、なんかほのぼのとした音ですよ。
学校の教材としても使われる
安い物なので、今回2本購入しました。
子どもたちに好きなだけ触らせてやろうと
おもいまして…。
生の楽器に触れることは良いことですからね。
小さめだし、こどもにもピッタリですよ。
さて、カンカラ三線の魅力は他にもあります。
自分で
カスタマイズ
できるということ。
缶部分にペイントしたり、
棹を塗装したり、好きなようにいじれます。
私も棹を塗装して、
胴巻きという缶部分の装飾を
自分で作ってみようと思います。
またその様子もアップしますね。
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