昨日、昼間、いい天気でした。

自転車でコンビニの前を通ったら、

若い男の子たちがコンビニの前で座り込んで、

サンドイッチを食べてました。

若いと言っても、最近の男の子は、いくつかわかりません。

女の子がどんどん高齢化していくのと反対に、

男の子はどんどん子供化していっています。

女の子は化粧お化けになり色気を出した服を着てそのくせ中身はやからの汚いおっさんで、

男の子はぶかぶかな服を着て、キャップを斜めにかぶって、

小学校に入る前の子供が自分に合わない服をきさせられているのがかわいい、

という感じの、かわいい格好をしています。

その子たちは自転車で来ているらしく、

コンビニの前に止めた自転車にはさまれながら、

窮屈な場所で、それでも全然窮屈そうでなく、

自分の場所はここだ、自分の場所はここにしかない、と主張しているようでした。

こんな大通りに面したコンビニの前のゴミ箱の横で、

排気ガスまみれになりながら食べなくても、

自転車で100m行けば、

だだっぴろい扇町公園があって、

のどかで晴れ晴れとして気持ちのいい場所があるのに。

若者がものを食べるのはコンビニの前のゴミ箱の横なんです!

ここがぼくたちのかっこいい場所なんです!

ぼくたちはコンビニに、人工的なものに、現代の象徴に、

必死にしがみついているんです!

離れたくないんです!

ごみごみとした狭い場所で人を感じていたいんです!

と、必死に主張しているようでした。

ちょっと切なくなりました。

でも、ゴミ箱の横にいるくせに、ゴミはゴミ箱には捨てないんですよね。