この前、飲み屋で「さ、さ、メートルあげていこう!」と言ったら、
まわりから「何それ?」と白い目で見られました。
ぼく自身、どこでいつ覚えたのか全然覚えてないし、
普段は全く使わないのですが、
たまたま思い出したのと、死語を使うのが面白くて、
言ってみただけなのですが、みんな知らないんですねぇ。
メートルをあげる、とは、ぼくは、お酒のピッチをあげるという意味だと思ってます。
酒いっぱい飲んでテンションあげていこう、とか、
遅れて飲み会に参加した人にみんなにおいつけよ、とか、
そういうときに使うものだと思ってます。
というわけで、ネットで検索してみたところ、
素朴な疑問集というページに載ってました。
いろいろな人の回答がありましたが、まとめるとだいたい、
「メートルとはメーターのフランス語読みである。
機嫌がよくなっていく様子をメーターがあがっていく様子に例えている。」
という感じです。
「クイズミリオネア」にも出題されていたらしいです。
でも、最後に面白い回答が。
「富山県東部の方言では『尺あがった』といいます。
由来は、お酒をたくさん飲むと、そのうち『しゃっくり』が出て止まらなくなりますよね?(そこまで飲んだ事無いですか?)ま、お酒をたくさん飲んで、『しゃっくり』が止まらなくなった状態を
『おわ、ばる尺あがっとじぁ』
と、こちらでは今でも言いますよ。
ここからが本題です。明治になり『メートル法』が施行され、尺貫法が公には禁止されたため、庶民のささやかな皮肉として『メートルがあがった』と、言うようになったのだと、明治生まれ明治育ちだった、死んだ私の爺ちゃんから聞いたことがあります。」
昔は富山だけでなく全国的にそう言っていたのか、富山で言ってたのが全国に広まったのか、 気になるところです。
ところで、全然話は違いますが、今日は、
店内をすっかり模様変えした十三のドンキホーテで人型のビーズクッションが999円で売っていたので、
衝動買いしてしまいました。