その8>拒食・下剤依存からの自力脱出 | 美腸セラピースクールBlog

美腸セラピースクールBlog

2007年に「美腸セラピー専門店」をスタート。これまでに様々な不調の方を腸から癒してきました。その実績からくる技術と理論を「美腸セラピスト養成講座」で教えています。

 

拒食・下剤依存
からの自力脱出

 

(その8)

前回は、少しづつ食事量も増やしてきたが、その量に体がついていけずムクミが酷くなってきたから、どうしたら良いか?という内容に返信させていただきました。そして今回はその補足説明的な内容のメールやりとりになっています。

 

 

 

  HT様よりメール 2013/10/21

 

 

松下さまへ、お忙しい中お返事本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ぺこぺこ。

 

 

>>>「現在の浮腫みの原因として考えられるのは、やはり腎機能の低下だと思います。下剤をずっと使っていた方にも腎臓の弱りを抱える方も多く、その時は、水分の摂取量もいきなりは増やせられません。さらに、HT様の場合は、通常よりも栄養が足りていなかったので腎臓の働きも、かなり弱っている状態だと思います。」

 

水分代謝が悪くなっていて、お腹に足に水が溜まるのですね。栄養状態が良くなれば、これも改善して行くと信じてこれからも栄養のあるもの食べて行きたいと思います<(_ _)>

 

 

>>>「 そう考えると、 HT様の今の水の量は、今の体には負担かもしれませんね。ただ、便が固くなることを心配されているようなので、それなら、果物で便に水分を含ませる方法もあります。果物に含まれる水溶性の食物繊維は保湿作用があるので、便を柔らかく保つ働きがあります。水を少し減らす分、擦ったりんごや、バナナなど、果物も少し入れるようにしてみてはいかがでしょう。いきなり沢山の量は、また負担になるので少しづつ。」

 

やはり水を700mlでも多かったですか!そうでしたか(>_<〃)。確かに水分を多く摂取するとするっと便が出て少ないと出ません(>_<〃)。松下さまのアドバイス通りにりんごとバナナを取ろうと思います。バナナはカリウムもあっていいんでしたんですよね(*^-^*)。

 


>>> 「そして、タンパク質を摂るのも大切なことですね。細胞は、タンパク質によって作られます。それにより、血管や臓器、お肌は元気に生まれ変わります。今、腸や腎臓の働きも低下しているわけですから、それらを元気にするには、細胞が生まれ変わるのを待たなければいけませんが、その時に、細胞の原料をしっかりと摂ってあげないと、なかなか生まれ変わりません。そして、タンパク質といえば、お肉ですが、鶏肉で摂取すると、それがお腹を働かせるホルモンの原料にもなります。つまり、細胞を作るだけでなく、お腹の働きも促進してくれます。」

 

鶏肉の方が良かったですか~(〃^∇^)お腹も良くなるなんて魅力的です~!!わかりました(*- -)(*_ _)今日は豆腐ハンバーグで鶏肉入りのものにしました(*^-^*)。これからも食べていきたいと思います(*^-^*)。唐揚げも好きなので、もうちょっと調子良くなったら食べてみたいです♪


 

>>>「また、お魚だと、タンパク質を摂取すると同時に女性ホルモンの働きを促進してくれるようになり、肌や血管も元気になってくれるので、うれしいですね。いずれにしても、急激にたくさん食べるのは負担となるので、細かく切ったものを、少しづつ、ゆっくり摂るようにしてくださいね。」

 

お魚も大好きです♪焼き鯖はここんとこ毎日食べています♪ただ塩も多いので浮腫みも気になるので、気を付けないといけないですね(>_<〃)

 

 

>>>「そして、毎日お腹をやさしく撫でるだけでなく、足も軽く撫でるようにして、自分でも水を流してあげるのも良いでしょう。」


わかりました(*- -)(*_ _)やさしくマッサージしたいと思います(*^-^*)

 

 

>>>「何事も、いっぺんに代わることは難しいものです。体の細胞が代謝していくにも、もちろん時間も必要です。だから、すぐに変化が出なくても、焦らずゆっくりとこれからも歩んでいきましょう。」

 

わかりました!焦らず治していきたいと思います。丁寧なアドバイスありがとうございました(*- -)(*_ _)。心が落ち着きました。この浮腫みも一時的なものと信じて乗りきりたいと思います。11月また宜しくお願い致します(*- -)(*_ _)

 

 

 

 

  松下の返信 2013/10/21

 

 

【HT】様、こんばんは。先程、いただいたメールで、少し気になった部分があった為、夜分に遅く申し訳ありませんがご連絡させて頂きました。

 

>>>「バナナはカリウムもあっていいんでしたんですよね(*^-^*)。ただ塩も多いので浮腫みも気になるので、気を付けないといけないですね(>_<〃)」

 

腎臓が弱っている場合は塩分だけでなく、状態によっては、果物や生野菜に含まれるカリウムでさえ、体には負担となってしまうため、今は果物もあくまで少しづつ、様子を見ながら摂取するようにしてくださいね

 

ちなみに、バナナも腸を元気に動かしてくれるセロトニンの原料となるので、私も毎日のように食べているのですが、やっぱり、状態によっては負担となるので、なんでもそうですが、状態に合わせて摂ることが大事です。

 

そして、このまま浮腫みが酷く残る場合は、まず腎臓への負担軽減を優先していくことも考える必要があります。腎臓への負担が少ない食事内容については、管理栄養士さんへ相談が出来る病院もあるかと思いますので、そういったところを利用するのも良い方法かと思います。選択肢の1つとして、覚えておいてくださいね。そこだけ気になったので、メールしてみました。では、失礼します。


 

 

当時の状況を振り返る

 

今回は前回のおさらいのような内容でしたが、やっぱり、人それぞれに状態が違うから、その時に適した食材も違ってくるし、食べられる量も異なるし、その人の腸の状態が見えてない中でのサポートって難しいなぁ~って改めて思いました。

 

そして「腸と食事のこと」のお話が出ましたので、ついでに書いちゃいますが・・・

 

最近はテレビや雑誌、ネットの情報に振り回される人が本当に多いので注意して欲しいと思います。「有名人が言ってた」「テレビで紹介されてた」「色んな人が動画で言ってる」「海外セレブで流行ってて」とか、でもそれって専門家でもない人が言ってるだけだから、その情報が本当に「良いもの」とは限らないんです。

 

例えば、「朝昼は食べない」ってのをマネして「疲労感・気持ちが不安定・逆流性食道炎」になったり、「オイルを飲む」をマネして「栄養障害・冷え悪化・生理不順」になったり、他にも「塩水を飲む」「〇〇一気のみ」「お腹を突く」とか、なんでそんな事しちゃうの???って思う「間違った方法」を時々聞くたびに悲しくなります。

 

だから、今回のメール内容とは関係ないけど、皆さんも何か自分ケアを始める時は、情報を鵜呑みにしないで、その方法が本当に正しいのか、自分の体に合っているのか、ちゃんと自分の体を観察しながら判断してほしい、と思います。

 

そして肝心のHT様の状態は、どうなっていくのか、続きは、また明日ご紹介したいと思います。

 

click➡【その9】を見る

 

 

美腸セラピースクール

NPO法人健康増進技術協会

理事長 松下

 

 受講生募集中です

美腸セラピスト養成講座にご興味ある方は、気軽に資料請求(無料)から始めてください。

 

 スクールHPはコチラ

これまでの卒業生の生の声(受講感想)もたくさん紹介しているので、見てみてねー。

 

※美腸セラピーは、あくまでも「予防療法」であり、「医療行為」ではありません。施術により直接的に病状や疾患の改善および完治を目的とするものではなく、人が本来持つ自己治癒力を高めることで、健康維持・増進を目指すものです。