映画「キングスマン」を観た映画

「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、
「キック・アス」「X-men:ファーストジェネレーション」のマシュー・ボーン監督。
2014年 イギリス制作。



(あらすじ)
ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。
ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。




こいつは面白いぞ~!ラブラブ!

予告編を観てなんとな~く期待値が高まっていたこの作品、
文字通り、なんとな~く観に行ったのだが・・・

期待値をはるかに上回る面白さ!
今年は「ミッション・インポッシブル」もあったし、年末に007の最新作も控えているし、
スパイ映画の豊作年か?えっ

やっぱりスパイものといったら
荒唐無稽なアイテムの数々に胡散臭すぎる敵、
現実離れしまくった組織にとんでもなさすぎるカーチェイス・・・
これは、そんな遊び心あふれるトンデモ設定に満ち溢れた
まさしく、ダンスィ~心くすぐる
ギミック満載の映画なのである!

この映画、面白さのわりに意外と公開館数が少ない気が・・・
やはり、途中に出てくる表現のインモラルさが問題か?クマ
教会のシーンとか、ピンチを脱出する時の策とか・・・?
まぁ、ギャグみたいな描き方になっていたけど、
結果的にR-15に指定されてて、なかなかどうして。
「威風堂々」に彩られた大虐殺なんて、なかなか観れませんぞ~わんわん

なんといっても、
キャラ立ちまくりの登場人物がステキだ晴れ

「マッドマックス 怒りのデスロード」でも相当アレな方々が登場していたものだが、
この作品でもぶっ飛んだ人々が大暴れ爆弾
特にガゼルさんはキテまっせ~!



こんなキレイな顔して両足が切れ味抜群の剣の義足だという
超絶女暗殺者なのだ!キスマーク
歩く時、カシャンカシャン言いながら移動するというね!

うわ~ん、なんだか
「片腕ドラゴン」とか「キル・ビル」とか思い出す~ラブラブ!

しかも大ボスは大物、サミュエル・L・ジャクソン!
うわ~ん、このサイコぶりは「アンブレイカブル」を思い出す~ドキドキ

・・・しかし、重要そうなキャラが結構あっさり死んでしまったりするブタ

特に・・・主人公であるはずのハリーが途中で死んでしまうのだパンダ
最後のエグジー絶体絶命のシーンで出てくると思ったのだが・・・
結局、本当に死んでしまったのだろうか?ぶーぶー

まぁ、こいつは続編希望の超ワクワク映画だ!
そこで、死んだと思っていた人たちを生き返らせればいいね!(←よくあるパターン)ブタ
たとえば顔面に打ち込まれた弾丸は、
実は防弾メガネによってはじかれていたとか・・・(←本当にありそうなパターン)ブタ


最後に・・・Danna的には使用される音楽センスに悶絶ラブラブ

のっけからダイアー・ストレイツ「Money for nothing」の
「I want my MTV~」ではじまるこの映画音譜
他にもKC&ザ・サンシャイン「Give it up」、ブライアン・フェリー「Slave to love」
などDannaが思わず「おお~」とうなるようなナイスな選曲だったのだ!
このセンスのよさは「ダーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を思い出したり・・・
あまりのカッコよさに、
Dannaの脳内にはあれ以来「Slave to love」が巡り巡っているのである!クラッカー


音楽と映像の融合・・・
そういった観点から言っても非常にセンスあふれる1作だ!
さすが「キック・アス」の監督!

次から次へ出てくるおもちゃ箱のような映像を
心から楽しみたい1本なのであるドキドキ

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