タイトルだけで予約して後悔。



働くママと子どもの“ほどよい距離”のとり方

柘植書房新社
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タイトルからイメージする内容と

まったくかけ離れていて、がっくり。




まえがきに

『読者である母親が楽しめる読み物になっているのも

本書の特徴です』

なんて見栄切ってるけれど、全然!



とにかく面白くない。

読み物?どこが?



1章を途中まで読んで

耐え切れなくなり、

2章はなんとか読破。

3章、4章も断念。



内容が読み物として面白くないのは

読み手の感性や受け取り方として、

一番『何じゃそりゃ?』と思ったのが

●生まれるまでの悩み(つわり中の勤務や妊婦検診での欠勤、産院選びなど)

●復職後の悩み(子供の風邪による急な休みなど)

とか各項目の冒頭ごとにこんな風に数々の問題提起しておきながら

文中で解決策や対策などに一切触れてないんだよ~。



何、それって感じじゃない?

言うだけかいっっ!!

本文で語ってくれないならば、わざわざ問題提起せんといてよ~。

結局、自己解決するしかないんかい。



大学教授が執筆しているからなのかな。

なんだか学校の教科書眺めている気分になりました。



働くママを応援したいという気概は感じられ、

母乳史上主義に疑問を投げかけたり、

三歳児神話が根拠がないことなどを訴えています。

基本、子供を抱えて働いていることに罪悪感を持たんでいい!

というスタンスなんだよね。

まあ、それについてはなんとも思わないけれど、

あまりにも過剰に女性の社会進出を後押ししているところに

違和感を感じるんだよ。

働きたければ働けばいいし、

働く必要があるならば働けばいい。

そう思うんだけれども。



あと、この内容も衝撃的だった。

5.6歳ならば1週間後の遠足を楽しみに待てるぐらい

時間の概念ができているから、

1週間ぐらい海外出張しても母親の帰りを楽しみに待てるに違いない、

みたいなことが書いてあるんよ。

・・・楽しみに待てる???

今、6歳の子供がいるけれど急に1週間YUKIが不在になったら

絶対パニクるし、不安に陥るで。

なんとか待つことはできるやろうけれど、楽しみにはならんやろ。さすがに。




な~~んかやったら親にとって都合の良い解釈だなぁと思い、

ここで読むのが苦痛になったんだよね。

自分の考え方とは合わないな、と。




もjしかして、子供よりも親中心の見方や考え方になっているから、

『母親が楽しめる読み物』という解釈なのか・・・

なんて穿った見方をしてしまうわ。