近大病院の移転問題で大きな不安が広がっています。
近大病院移転問題は、2016年1月の報道以降300床の2次救急、小児科、産婦人科などを残すとして来ました。しかし昨年11月突然全てを移転することを公表し大阪府に計画を出しています。
南河内地域はもともと医療体制が脆弱です。また近大病院は災害拠点病院にもなっています。
日本共産党河内長野市会議員団は、大阪府に対してこのような計画は認めずに、少なくとも300床はのこすよう求める意見書を3月議会に提案しました。
南河内圏域での3次救急=救急救命センターは、現在近大病院だけです。
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/qq/kyukyu_3ji_taisei.html
特に脳梗塞や脳卒中の患者は1分1秒を争うため、南河内の命の砦となっています。
中河内・堺・泉州の救命センターがどこまで管轄外の患者を受け入れてくれるか?現実的に可能でしょうか?
大阪府は南河内圏域から3次救急をなくすべきではありません。
大阪南医療センターでの受け入れなども視野に入れて大阪府は動くべきです。