舞台「ちょうちょうむすび」無事終演いたしました
ご来場してくださった皆様、誠にありがとうございました!
終わってみて気付けば涼しい気温になり
あぁ...夏は終わったのか...と寂しさを感じています
5月6月8月と舞台に立ち、夏っぽいことをするのは9月までお預けにしようと思っていたのですが
なぜ!なぜなの夏さん!
この涼しさでは夏っぽいことをしても夏を感じられないじゃない!
どうしてそんなに早く過ぎ去ってしまったの!
というわけで来年、2倍夏を満喫することにします
約1ヶ月間の稽古
素敵なスタッフの皆様、共演者の方々、大変お世話になりました!
一緒に作品がつくれたことに感謝です!
振り返ってみれば、少しドロっとした作品とは裏腹に笑顔あふれる現場でした
今回の作品のキャラクターたちは
自分にもこういう一面あるな、こういう人知り合いにいるな、と思わせるもので
その中で「雪」というキャラクターを演じさせていただきました
雪はすごくまっすぐで、ただただ一点を見て、ただただ新堂さんのために、、、
管理人の手伝いをするのも、住んでいる人達や新堂さんのまわりにいる人に優しく声をかけるのも全ては新堂さんのため
頼まれてやっているわけじゃない
知らないで関わってる周りの人は、それを知らないからこそ助かっていることもあると思うしいい人だなーと思う人もいるだろうし
ただ今回、白石さんに対してはそれが悪影響を及ぼしてしまったけれど..
人から見ればすごく自己中心的にうつるかもしれない
相手のためと思っていながらも少なからず自分のためというのがあり、その思いがそぐわないことによってときには強引になったり
きっと誰しもがもってるものだと思う
本心では思っていても、おもてにはださなかった思い
それを手に入れた篤さんにはたとえ中身が伴っていなくとも、相手がどんな人間でも、その「形」がうらやましく見えて少しの嫉妬を覚えた
新堂さんの過去を知っても動じなかった雪が一番したかったのは
歩みをとめてしまった新堂さんを...
前を向くことをやめてしまった新堂さんを...
とまったときの中にいる新堂さんを...
ただ救いたかった
今回、そんな雪から気付かされることが多かった
まっすぐ人にあたれないし、想ってることを言えなかったり、素直じゃなかったりすることがたくさんあるけど
雪みたいにまっすぐにぶつかってみるのも悪くないかな
そう思いました
ありがとう、雪
観に来てくださった皆様、スタッフの皆様、共演者の皆様
本当にありがとうございました!
つぐみち