「足」をもむ必要性 ①足裏にたまる「老廃物」とは?


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 「足の裏には、五臓六腑や各器官と連絡した『反射区(ゾーン)』があり、これを刺激することで各器官の機能を活性・調整する」

 ──このことは、いまや多くの人の知るところとなりました。これについては後日改めて説明しますが、その前に今回は解剖学の側面から、足裏をもむ必要性について触れたいと思います。

 まず、足の断面図を見てください。



福岡市 薬院駅から徒歩3分 足つぼ|ボディ専科 人が花-足 断面図

 皮膚の下には、ぶ厚い脂肪のクッションがあります(黄色の部分)。
 この脂肪のクッション(緩衝材)があるからこそ、足裏の骨や筋肉を傷めることなく、歩いたり走ったり、跳んだりできるのです。

 次に、かかとの部分をもう少し、ズームインしてみます。



福岡市 薬院駅から徒歩3分 足つぼ|ボディ専科 人が花-足 断面図2

 脂肪組織がハニカム(蜂の巣)状に張りめぐらされていて、血管も通っていますね。
 いわゆる「老廃物」というものは、この脂肪細胞間にたまります。
 なぜ、ここにたまるのか。

①動脈の毛細血管から浸み出した血液の栄養を、細胞が食べます。
②食べたあとは、細胞がゴミを出します。
③このゴミを回収してくれるのがリンパと静脈で、日頃からしっかり歩いて足裏の脂肪のクッションと血管が収縮(踏んで、放してを繰り返す)している人は、問題なく回収されます。
④回収されたゴミは血中に入り、腎臓で濾されておしっことして排泄されます。(このうち二酸化炭素は肺まで運ばれ、呼気として排泄、酸素と交換される)

 ところが、ほとんど歩かない人はこのゴミの回収率が極めて低く、最初は小さなゴミも仲間どうしでくっついて大きなゴミとなり、当然ながら癒着も起きます。(小さなゴミは、足裏をもんだときに「じゃりじゃり」と砂状の音が鳴る。大きくなってしまったゴミは粘土状で「ごりごり」と鳴る)
 加えて、足は身体の最下部にあり、重力の影響を受けて老廃物が沈殿しやすい。

 このゴミ「老廃物(代謝残留物)」とはアンモニア、リン酸、乳酸、尿酸、炭酸/リン酸カルシウム(石灰沈着)、水素イオンなどの酸化性物質で、これがたまるほど疲れやすく、また老けやすくなり、身体も臭くなる。体内が酸性に傾くということは、がんのリスクも高まるということです。
 他には、死んだ細胞の残骸、死んだ血液成分、古い水(※これが足の冷え・むくみのもと)、薬物の化学成分など。

 日頃からしっかり歩いて、足裏に刺激を入れること。これが「健康=美しいこと」の第一歩であることが、なんとなくおわかりいただけましたか?

 というわけで「歩かないなら『足』をもめ!」がすっかり口癖の昨今です。

 自転車やハイヒールでは、足裏に備わった生理機能は果たせないのです。


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