わが家の二男が通った高校が18年ぶりに高校野球の県予選で決勝に進出。

昨日は準決勝だったのですが、仕事のためどうしても家に帰ることができず、昼食の時間を遅らせ、いつも立ち寄る喫茶店で観戦しておりました。

そこにはいつもの常連さんがカウンターにずらっと並んでいらっしゃいまして、暑い中、全力で試合に臨む選手たちを応援しておられました。

「ほら、あの子!〇〇さんとこの息子さんやで!」

「あ、〇〇さんとこのお孫さんや!」

地元、それも県立高。例年になく身内感が漂い、二男が通っていたとはいえ、その時代の生徒さんたちではもちろんないので、縁遠くなっていますが、それでも、やっぱり漂う身内感のおかげで、親戚のおばちゃんになったような気分で、画面を食い入るように見つめていました。

熱が入るとつい声が出てしまう。

すると、カウンターに座る常連さんに「惜しかったな~」「今からや」と声をかけられ、ますます心を掴まれていきます。

最終回。

あと1回抑えれば決勝だ!というところで相手高校の猛攻が始まります。もう気が気じゃなくて、見ていたら負けそうな気がして(この感覚、ありません?)、下を向きながら祈っていました。

最後のバッターを打ち取り、試合終了。

いつも以上に脱力感。

よかった・・・。泣きそうでした(笑)

もう気分は完全に「親戚のおばちゃん」でした(笑)

 

そして今日は決勝戦。仕事があって試合中継を見ることはできませんでした。それでも気が気じゃなくてチラチラパソコンの画面を見に行ってしまいました。

 

結果は敗れました・・・。

 

試合中継を見ていないので(ほんまに負けたん?)とまだ信じられない気持ちです。

 

勝つチームがあれば必ず負けたチームがいます。

これは当たり前のことなのですが。

それでもきっと彼たちは全力でプレーしたんだと思います。昨日の試合中継の時と同じように。

 

野球は正直あまりなじみがないのですが(長男・・・バレーボールと空手、二男・・・サッカー)、娘が高校の野球部でマネージャーをしていた三年間で少しはルールなども分かるようになり、娘はマネージャーなのに、「見に来て!」と言われていそいそと見に行ったことが何度かあって。

それがご縁でしっかりと高校野球ファン(にわか、ですが)になってしまい、試合観戦できそうなときはグラウンドに足を運ぶようになりました。

今年は仕事の都合でグラウンドに行くことはできませんでしたが、グラウンド上で頑張る選手、選手を応援する部員の皆さん、そして学校の生徒さん、父兄の皆さんを見ているだけであの日の思いが蘇ります。

 

相手高校の方にはぜひ、甲子園で一勝!願いたいです。