アカシックレコード | Nyarlathotepの啼く夜は

Nyarlathotepの啼く夜は

私は受け入れる。円環の理を… 腐ってますが、何か???

今日、仮面ライダーWで出てくる、「星の本棚」を見ててふと思い出したのですが・・・・・

皆さん、アカシックレコードってご存じでしょうか?


アカシックレコードとは、簡単に言えば、宇宙の図書館。

全宇宙で起こった出来事はもちろん、これから起こる全てのことが記録されています。


ん?

過去、2億6千万年。

未来、2万6千年という説もありますが???

まあ、どちらにしても膨大な量です。


図書館と言っても、本の形式で書かれているものではなく、宇宙空間そのものに記憶されてるとか。

ただ、人間の貧弱な脳みそでは、本のイメージでしか表現できないみたいですね。


キリストや仏陀も、この図書館の膨大な蔵書の中の、1冊か2冊に触れ、悟りを開いたと言われています。


最近では、インディージョーンズの最新作で、宇宙人の記憶としてその一部が出てますね。

まあ、ネタバレなんですけど。。。



さて、この概念。

Cthulhu神話にも、出てきます。


邪神と言われる神々の中にも、比較的温厚な神が居ます。

千匹の子を孕みし「Shub-Niggurath」とか、怠惰な神「Tsathoggua」とか。

これらの神は、気まぐれで見逃してくれたり、運がよければ取引に応じてくれたりしますよ。

出会った瞬間、狂気に陥ってなければね。


で、神話の中の一遍に、「Nyarlathotep」と取引をした男の話が出てきます。

嘲笑う神「Nyarlathotep」も、より嘲笑うためなら、人間側に付くこともありますから。


そしてこの男が、魂と引き替えに望んだことが、全知。

そこで連れて行かれたのが、宇宙の中心にあると言われる、この図書館だったわけです。


結末は、インディージョーンズと一緒なんですけどね。


いくら人間の中で優秀でも、宇宙から見れば些末なもの。

記憶の、ほんの端っこに触れただけで、壊れてしまいます。

一冊分も吸収しきれず、発狂してしまいました。

ま、人間なんて、こんなものですよ。


でも逆に私は、神を作ったのも人間だと思っています。

人々の思いが作ったのだと・・・・・


そちらにつきましては、機会がありましたら、また。。。