父から子に語る 日本人の成功法則 | 本の音色を聴こう♪

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『アナログ力のすゝめ 結果を出す人がやっているアナログ仕事術』出版

 

ちょいよしNO.1963
鳥の目で歴史を見直すと出来事に類似性が見える

 

 

 

今日のちょいよし本

 

 

 

 

Amazon紹介

 

神田昌典が行きついたもの、渡部昇一が体得した知恵。

自己啓発書を読んでも成功できない理由が明らかになる。

 

 

 

目次

 

はじめに 「人生のフレームワーク」とは何か?

第一章 人生を好転させる条件

第二章 お金に好かれる条件

第三章 人生の流れをつかむ条件

第四章 歴史観を育てる条件

第五章 トレンドを読む条件

 

 

 

ワクワク!

 

本書は、「知の巨匠」と言われる渡部正一氏「非常識な成功法則」の神田昌典氏の対談本だということで、本屋で見つけて迷わず購入しました。

 

みやちゃん、この2人の本はよく読むんです。

この数年、渡部氏からは日本の真実の歴史を学ぶとともにその考え方を、神田氏からは一般的な成功法則ではない違った視点からのそれを学んできました。

今回はどんな学びがあるのか、ワクワクしながらレジで支払いをしたのでした。

 

 

 

歴史の類似性

 

期待をはるかに超えて、本書からは学ぶことがいっぱいでした。

その中でも、私たちが歴史を学ぶ意味について大変参考になるのでメモしておこうと思います。

 

鳥の目で歴史を見直すと出来事に類似性が見える

 

 

これは渡部氏の言葉です。

本書で次のように補足されています。

↓↓↓

世界や歴史の流れを大きく捉えることはとても大事です。空の高みから地上を見下ろすように鳥瞰的な視線で物事を眺めると、たとえば時間的に隔たったふたつの出来事の類似性が見えてきたりして、非常に参考になることがあります

 

 

このような鳥瞰的視点で捉えると、コロンブスのアメリカ大陸発見と日露戦争とは関係が深いのだそう。

なぜなら、この400年の間にガラッと世界情勢が変わったからです。

 

コロンブスが大陸を発見したことで植民地主義が加速しました。

世界は弱肉強食で「搾取する側」と「搾取される側」に分かれ、それは誰の目から見ても「白人」対「アフリカ・アジア」の構図となりました。

アフリカ・アジアの人びとは白人には絶対に勝てないと思い込み、何百年にも渡って搾取され続けていったのです。

それを打ち破ったのが、日露戦争における日本の勝利です。

アジア民族が白人に初めて勝利した。

この事実が、アフリカ・アジアの民族たちに、自分たちは決して白人に劣っていないと目覚めさせるきかっけとなったのです。

 

この400年の間には、「始まり」と「経過」と「結果」があります。

そして、「結果」があたらしい時代の「始まり」となって、次の「経過」を経て、また別の「結果」につながっていきます。

この流れは鳥の目で俯瞰しないと見えてこないことなのです。

 

日露戦争の後、日本は西欧列強、とくにアメリカから仮想敵国とされ、先の大東亜戦争へとつながっていくことになります。

日本は負けはしましたが、アジアの国々に独立心を芽生えさせ、大植民地時代に終止符を打つ精神と力を与えました。

以上の事も、鳥の目で捉えないと理解できない流れです。

 

 

最期に、前段の渡部氏の言葉にある「類似性が見える」という言葉ですが、これは歴史を紡いでいくのは人間であるが故に、同じことを繰り返してしまう性があることを示唆しています。(示唆しているとみやちゃんは思う)

 

だからこそ、悪い結果をもたらした歴史は反面教師にして今の世の中をよくする手立てをし、良い結果をもたらした歴史はそれに見習うべきだと言えるのです。

歴史人物の伝記や小説などは、その人物がそう考えた背景や根拠、時代の流れ、環境まで含めて多くのことを教訓にできるので、優れた人生の教科書と言えるでしょう。

 

 

 

では、今日のちょいよしワードです。

 

 

 

 

今日のちょいよし

 

鳥の目で歴史を見直すと出来事に類似性が見える

 

 

 

 

今日もいいことが学べたなぁ
とてもラッキー
みなさまには心から感謝申し上げます

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