お疲れ様です。HBUです。

今日はモバゲーに関する注目ニュースを2点

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①モバゲータウン、会員数1500万人突破・・・10代ユーザーの比率が低下

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/15/37671.html

ディー・エヌ・エーは、ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」の会員数が
9月14日で1500万人を突破したと発表しました。国内の大手SNSでは、
mixiの1741万人(6月末)に次ぐもので、3位GREEの1260万人(6月末)を
リードします。

モバゲータウンは2006年2月にオープンし、ゲームの遊べるSNSとしてスタートし、
アバターやケータイ小説、占い、有名人ブログなどエンターテイメントコンテンツで
絶大な支持を受けました。その後、ニュース、検索、乗換案内などの
拡充を進め、ケータイ総合ポータルサイトとしての地位を築いていきました。

結果として、2008年4月1日時点では10代と20代でそれぞれ40%を占め、
30代以上が20%となっていたのが、9月14日時点では10代の比率が下がり、
20代は43%、30代以上が26%と、ユーザー層も拡大しています。


②モバゲーゲーム開発、外部の30社参加表明

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/10/news086.html

ディー・エヌ・エー(DeNA)は9月10日、携帯電話向けコミュニティーサービス
「モバゲータウン」のゲームを開発する外部開発者向けサイトをオープンした。
開発には、ハドソンやバンダイナムコなど30社が参加を表明。パートナーが開発
したゲームは、来年1月以降にリリースする予定だ。
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モバゲーの会員数が1500万人を超えたこと自体も
大きなニュースですが、会員比率の20・30代の比率が増えていることと、
ゲームの開発に外部企業からのテコ入れを進めていることからも、
課金ビジネスで成功しているGREEを完全に意識した今後の
運営方針であることが伺えます。

また、バンダイナムコなどが開発した無料ゲームをフックとし、
そこからのスポンサーサイトの有料ゲームへの導線フローを確立し、
広告出稿クライアントの囲い込みも狙っていることも考えられます。

当然GREEもこのまま黙ってみているわけには行かないでしょうから、
今後打ち出してくるはずの戦略に要注目です。