最近はIPOブームでベンチャーが注目を

浴びている記事などをよく見ます。

 

ほとんどが時流に乗って急成長している企業だし、

また、スタートアップのベンチャー特集などもよく見かけます。

 

確かに昔に比べると起業やベンチャー企業が

新規事業を興しやすい環境になってきているのかも

しれません。

 

僕自身は、サイバーエージェントの創業期から

参画はさせてもらいましたが起業家ではないです。

ただその近くで仕事ができたということで

事業や会社が立ち上がっていく経験ができたことは

恵まれていました。

 

起業に向いているかどうかはわかりませんが、

実際に自分が経営者(社長)として仕事を

進めていく中で感じていることがあります。

 

それは、新しい事業やサービスはよほどしっかりと
クオリティにこだわっていないと、流行り廃りが激しく

良いと思っていてもすぐに新しいサービスが登場してきて
すぐに過去のものになってしまうということです。
うまくいっていることでも景気や外部環境の

影響を受けてダメになってしまうことも多々ありました。

 

今がいくら順調にいっていたり、うまくいっていると感じていても、

状況が急に悪くなってしまうことも全くないとは言い切れません。

 

だからこそ最近、

 

「会社を継続させていくこと」

 

がもっとも経営者としては難しいことだなと

感じているし、それが大事な仕事であると感じて

います。

 

いくつか事業やサービス、商品などを

立ち上げてきましたが、時流に乗っていなければ

すぐにダメにもなるし、いくつも作っては止めてを

繰り返してきました。

 

それはきっとこれからも繰り返し繰り返し

しんどい中で行わなければいけないことには

違いはないのですが・・。

 

会社さえ継続できていれば、

サービスは作り直すことができます。

 

だからこそ、
今順調であったとしても
奢ることなく、
どうなるかわからない将来に向けて

今から先を見据えた投資をしていく必要があるし、

調子が悪いと思うときは、一度しゃがんで耐え続け

辛抱しながら小さく張り続け次のチャンスを待つ
ことが重要です。

 

どちらのこともこれから必ず起こりうるし、
先伸ばしにしてしまって後からリスクになってしまう
こともあるので、
今ある課題や気になっていることを
すぐに解決するアクションをし
なければいけません。

 

幸いなことに優秀な社員が多いことにはとても

恵まれているので、社員の成長をしっかりと意識しつつ、

継続し続けていける会社にするためにも、

しんどいことからも逃げずにしっかりと
向き合っていきたいと思います。