福島で甲状腺癌が拡大中 風評被害が要因、乾布摩擦などで根性を叩き直してポジティブな生き方で対抗す | いわき市民のブログ I am An Iwaki Citizen.

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ベルトルト・ビレヒト: ガリレイの生涯、第13幕

福島で甲状腺癌が拡大中 風評被害が要因、乾布摩擦などで根性を叩き直してポジティブな生き方で対抗すべき
http://danshi.gundari.info/kichigai-tepco-killing-people.html


東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下の県民を対象に実施している甲状腺検査で、福島県は12日、2巡目の検査で、昨年12月末現在、8人が甲状腺がんやその疑いと診断されたことを明らかにした。同10月末現在から4人増加した。そのうち、手術を受け、甲状腺がんと確定したのは1人。いずれも事故直後からの1巡目の検査では異常なしとされていた。
 同日に福島市で開かれた有識者検討委員会の会合に県が報告した。検討委の星北斗座長(県医師会常任理事)は「これまでの評価を変える必要はない」と述べ、原発事故の影響は考えにくいとの見解を維持。
via: 甲状腺がん、1人確定=子どもの健康調査2巡目―福島県 (時事通信) – Yahoo!ニュース


福島で小児若年者のがんが頻発し始めたというけど、これも風評被害なんだよね?
病は気から的な、気のせいの派生物みたいなもんなんでしょ?
つまり乾布摩擦とかポジティブシンキングで何とかなる程度の風邪みたいな軽度なもので、まじめに考えたら損するというようなもんなんだよね?

癌が乾布摩擦で治ると言わんばかりのポジティブシンキングでノーベル化学賞取れそうだな。
日本発、がんの治療法「作り笑いで満ちた生活」。


現実問題、福島のヤバイエリアに住んでいる人で引っ越したい人は相当居るんだろうけど、土地が売れないから身動きがとれないわけだよね。
リスクを排除するという非常に基本的な考えに基づいたら、資産の整理がつけば引っ越したいのは当たり前。

資産の整理ということは、資産を担保に借りてきた住宅ローンとか農業関係のローンが清算できる価格で売れるということで、なんにも危険性がないと言うんだったらどうしてそういう主張をする金持ちがその価格で買わないのかと。
事故が起きる前の実勢価格で買い取ればそれで話は終わりだからな。

色々屁理屈を捏ねているけど、自分がそこへ行って住んでみようとは到底思えない現実をみんなうすうすわかってるわけだろ?
愛国者として自分を誇示するための踏み絵に原発を使ってるだけで、本当に国や同胞のことを考えるというのなら、そのせいで色々弊害が起きている逆風評被害にそろそろ気づいたほうがいいんじゃないだろうか。

こうした癌の予防策を福祉予算で立ててみたり、農作物の買い上げ機構を設立したり、リスクヘッジを想定して今までにやってなきゃおかしかったことってのは山ほどある。
ところが現実を見て見ぬふりをして安全とわめき続けてきたおかげで、ほんとうに必要なことは棚晒しにされてきた。
そして土地や、なんとも解決のしようがない子供の将来を巡って家族や狭い地域の住民間で軋轢は強まるばかりだろう。

還暦前後でもう先が見えた人は土地の始末がつかない限り身動きは絶対に取れないし、今住んでいる家の資産価値が下がることで人生が終わると思い込んで一層頑なになる。
資産価値の減少を出て行く人が事実で証明していくと思って裏切り者呼ばわりしたり、邪魔してみたり骨肉の争いが展開される。
ちょっと世情に通じている人ならだれでもわかる現実だ。

表題のような主張を繰り返してきた人々は、そろそろ日頃の言動の責任を取るべき時が来ている。
引越し先、移住先の候補に福島を入れるべきだろうし、賃料や不動産の価格も事故前の実勢価格で検討するべきだろう。

東京電力が、ADRで政府機構から提示された和解案を拒否し続けている昨今、土地の始末がついた人とつかない人、出て行く人と残る人の相克は拡がるばかりで、どんどん平和だった里山の光景は汚れていくんだろう。
再稼働でもなんでもいいけど、まずは賠償が終わってから。

事故が起きたらどうするのかという物語の最終部分の結論を先に出すべきだ。

本当に放射能が無害というなら黙ってスコップ持って原発行けよ。
穴掘ってどこ行ったかわからなくなった燃料を取り出してくれば良い。
その場で英雄になれるぜ。