福島県県民健康調査・検討委員会の評価部会
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「 ・・・健診の責任者である福島県立医大の鈴木眞一教授は
「診断ガイドラインは過剰診断にならないよう、
微小がんは取らないということでガイドラインを作っている。」と反論。
世界に先駆けて過剰治療にならないガイドラインを決めた。
米国のガイドラインも我々をみて経過観察を取り入れている。」と発言。
現在のガイドラインが、「無症状」の患者を対象に検討されたものであり、
「過剰診断」を防ぐ目的で世界に先駆けて導入されたものであると主張した。
こうした鈴木教授の主張について、委員は概ね同意。
福島県立医科大の治療そのものは、
ガイドラインに沿った適切な治療が行われているとするとの意見で一致したが、
「過剰診断」かどうかをめぐっては、矛盾した意見が平行線のまま議論は終了した。
・・・腫瘍、3年で17.3ミリの成長か?
議論の過程で、本格調査で新たに甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された4人のうち、
もっとも腫瘍が大きかった17.3ミリの子どもは、
先行検査で所見なしのA1判定だったことが、鈴木教授の説明で明らかになった。
もし先行検査で見落としがなかったのであれば、
1年間に5ミリ以上、腫瘍が成長したこととなる。・・
「福島の甲状腺がんは多発である」と主張する岡山大学の津田敏秀教授の招聘について、
清水座長は「とりまとめまでに時間がなく、新年度に見送った」との見解を示した。
次回の県民健康調査「検討委員会」は2月12日(水)に開催される。」