パラダイムシフトコミュニケ-ションを学ぶようになって
得たことの一つに 「言葉にすること」があります。
頭の中で、「こうなんだ」と思っていても
言葉に出してみて、誰かに聞いてもらった時に
「あら、何か違う」と感じることがあります。
それは、相手の話を聞いていても同じです。
先日、仲間たちと秋に開催する会議について打合せをしていて
その会議で何を創り出していきたいのかという話になった時に
Aさんが話されたことが
何かピンとこないなと感じて
「自分には伝わってこない」ことをお伝えして、
再度、話してもらうことを何度か繰り替えしました。
そして、ある時、Aさんが話されていることが
すっと伝わってくると感じました。
それは、感覚的なことなのですが、
なにか、Aさん自身を感じるというか
明らかに今まで話していたAさんとは違うな~
Aさんのあり方がシフトした瞬間を
ご一緒させて頂けたなと感じています。
Aさん、自身も
「それまで、頭の中に白いもやがかかった感じで話していたけど、
急に目の前が開かれて、
自分の言葉がストンと腑に落ちる感じがした」と
そして、「あぁ、言葉にすることって、大事だわ」と
話されていました。
本当に、「言葉することって大事だな」と私も思いました。
以前、私は
相手にどう思われるかな~とか
他の人の話を遮らないようにとタイミングをみていたり
自分のことを話すことが不得意でした。
で、いざ話してみると
自分で話していることが、自分でも何か、違うなと感じたり
相手に伝わっていないことがよくありました。
でも、この2~3年、
自分の思っていることを言葉にできるようになってきました。
それは、パラダイムシフトコミュニケ-ションを
共にトレ-ニングしてる仲間たちが
私の話を「いいでも・悪い」でも「合ってる・間違ってる」でもなく
ただ聴いてくれるので、まずは、自分にあることを
あるまま話すことができるようになったと思っています。
そうすると、自分が思っていることと、話していることが
一致してくるようになり、話していて、清々しいです。
言葉にすることは、自分で自分を掴める
大切なことだなと思うとともに
ただ聴いてくれる仲間がいるからこそ
自分を持ち出し続けることができると思っています。