先日、北京オリンピック女子ソフトボールチームの
トレーナーの大石益代さんにお会いしました![]()
記念写真をお願いすると、
せっかくだからとサインボールを出してくれました。
これは金メダルを取ったアメリカ戦で使った
ボールに選手全員のサインが書いてあるものです![]()
すごい気さくな方で、大ファンになっちゃいました![]()
金メダルチームの話でもうひとつ。
先日、仲間の星野さん から聞いた話です。
北京オリンピックが終わって間もなくのある日のこと
新宿の飲み屋で女子ソフトボールチームの
メンバーと偶然お会いしたそうです。
ツイてることにメンバーが持っていた金メダルを
見せてもらえる事になったそうです。
日本中が女子ソフトボールチームの
金メダルに感動した直後でもあるので
みんなすごい喜んだそうです。
星野さんはじめその仲間たちは
金メダルをかわるがわる首にかけたり
かじってみたり写真を撮ったり。
しばらくその金メダルは
他のお客さんたちも巻き込んで
何十人もの手から手へ首から首へと
回ったそうです。
そして、その金メダルが持ち主の元に返ってきた時には
なんと首にかけるヒモの部分が、
ヨレヨレになっていたとのこと![]()
星野さんも「こりゃヤベーな」と思い
素直に謝ったそうです。
そしたら全く気にしてない感じで
「いいのいいの全然問題ない!」って
笑ってたそうです。
そして、こう言ったそうです。
「私達にとっては金メダルはモノでしかない。
そんなものより金メダルを獲るために乗り越えてきた
試練や困難の思い出や、それによって得られた自信や
仲間の方が宝物ですから」と。
これを聞いて星野さんもうなったそうです。
私も経営者として社員には、よい「結果」を導くための
良い「プロセス」が最も大切であるといつも伝えています。
そう言ってはみても金メダルという結果ばかりに目が奪われる。
私もその場に居たら、きっとチームが乗り越えてきたプロセスを
聞くよりも先に「金メダル」というモノに目を奪われていたと思います。
まだまだ修行が足りませんね![]()
お茶目な大石さんの笑顔の裏には
そんなプロセスが見えますね。


