最後のプレゼント | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
不定期更新&長い記事多めです

前にメッセージをくれた を残してくれた先生、私にくれたのはこれだけではありませんでした。



…I am looking for empty 空っぽの「私」を探して-090523_0449~0001.jpg


昨日の記事でハートを持たせていたあのクマのぬいぐるみです。

これも、その先生からもらったものです。


この病院を辞めると告げられた時に、私は「ぬいぐるみが欲しい」と最後のお願いをしたのでした。

本当はこういうのをもらうのはいけない事だっていうのは重々承知していました…もしかしたら断られるかも?とも思いました。

でも、どうしても欲しかったんです。


いつしか先生は私の一部になっていました、それがなくなってしまうという事実、時が経って先生の事を忘れてしまうのが怖かったのです。


最後の面談の時、帰り際に先生が小さな紙袋を私に渡し、

「家に帰るまで誰にも見られないように持って帰って」

と言いました…私はすぐに「この前お願いしたぬいぐるみ」だと確信しました。


いつも、何かと私の希望に応えてくれた先生でしたが、これをもらえた時はいつも以上に嬉しかったです。

それ以来、このぬいぐるみは私の心の支えになっています。


先生が私の事を忘れていても、私はこの先生の事は一生忘れないと思います…いや、忘れたくないです。


あの先生と出会えてなかったら、私はいまこうしてブログを書いていることもなかったと思います。