中小企業様の多くは、「すごい商品を開発出来た。」「特許がとれた。」「他社に負けない商品が出来た。」と、商品になる前の「ものづくり」に関心が高く、そこに資産を投入しています。


その上で、販売して欲しいとの依頼があります。


しかし、少しお待ち下さい。


営業もブランディングの中で考えることです。


前にも述べていますが、お客様の視線で、その「もの」は、お客様の何の不満を満足させるものかから始めます。


そして、その「もの」を求めているターゲット客層は、どこにどの程度あるのか、を具体化します。


もちろん、競合他社も徹底的に調査しなければならないのは当然です。


それを終えた後、いや並行して、どう見せるか、どう提案するか、価格や掛かる販促費なども検討することになります。


では、営業面では、何を考えなければならないでしょうか。


まず、ターゲットの客層、その規模によって、どうやったら早く知らせることができるか。


ネーミングをどうするのか。


自社の営業力を冷静に分析して、直販なのか代理店販売なのか。


直販なら、どう露出して、どう広げるか。


代理店なら、どうメインに扱ってもらうか。


商談発生時には、どう受注に持っていくか。


納品後のフォローはどうするか。


万が一、不具合が発生した時には、営業はどう対応し、会社としてどうバックアップするのか。


これらは、販売する前、いや開発時点で、すでに検討されなければならない必修課題です。


これを疎かにしたら、売れるものも売れません。





商品のブラッシュアップ、販路開発についてのご用命は、お気軽にどうぞ。